ぼくらはいつでも変わらず
Never give up! up! up!
負けたなくないんだ
情念は限界さえ break up! up! up!
不可能を可能にする
奇跡を見て来たから、
We'll never lose
そうさ、もっと遠くまで
出典: NEVER LOSE/作詞:Kenn Kato 作曲:BACHLOGIC,ERIK LIDBOM,FAST LANE
ここでいう「僕ら」というのは、リスナーを含めた意味ではなく、EXILEのことでしょう。
なぜ自分たちがここまで上り詰めることができたのか。
その理由が、この歌詞には綴られているのです。
そして彼らは知っています。奇跡は起こせるということを。
願うだけで叶う奇跡ではありません。願ったことを形にする努力があってこそ、奇跡は起こせるのです。
もはやそれは「奇跡」とは言えないかもしれませんね。
奇跡という名の、努力の結晶という意味で捉えることができます。
「出来っこない、無理に決まっている…。」誰もが言いそうなネガティブなこと。
そんな、不可能を可能にする術を見出した集団こそが、EXILEなのではないでしょうか。
信じるだけじゃなくて、諦めないこと
あの頃思った絵空事は…
例えば「信じればかなう」とか、
いまは強く言える、けれど
あの頃ぼくらもその声を
絵空事だと思った
出典: NEVER LOSE/作詞:Kenn Kato 作曲:BACHLOGIC,ERIK LIDBOM,FAST LANE
夢を叶えることも、不可能を可能にすることもできると知っている彼ら。
しかし、さすがに最初からそうだったわけではないようです。
成功を重ね、まぐれではなく、努力することが夢を叶えることになると実証してきたから言えることです。
ここで綴られているように、奇跡なんてあるわけないと思っていたのかもしれません。
それはきっと、「信じれば」の本当の意味を分かっていなかったから。
これまでの彼らの軌跡を見れば、それがどういうことなのか一目瞭然ですね。
「信じれば」は、「信じるだけで」ではないのです。
信じるだけじゃだめなんだ
すべてがうまくゆく、
なんてあり得ないんだ
なによりも大事なのは、
途切れぬ想い
出典: NEVER LOSE/作詞:Kenn Kato 作曲:BACHLOGIC,ERIK LIDBOM,FAST LANE
「信じるだけ」でうまくいくなんて、それこそ絵空事です。
あり得ないと断言するほど、彼らは現実を見てきました。
読者の皆さんの中にも、これを絵空事と思う人と、そうでない人がいるでしょう。
そうでない人は、不可能を可能にするために何をしなければならないのかを知っている人ですね。
だからここでは、まだ「できるわけない」と思っている人に伝わって欲しいのです。
3行目から4行目、この言葉がすべてです。
信じるだけでは何も手に入りません。現実は厳しいものだというのは、明白です。
信じるのは自分自身。そして、できると信じ、「できる」ためにやるということが大事になってくるのでしょう。
ひたむきに挑戦することが必要
ぼくらはいつでもゆずらず
Never give up! up! up!
負けられないんだ
ひたむきなその姿を look at! at! at!
ぼくらが見つめてるから、
立ち止まらないでいて
We'll never lose
そうさ、きっとつかめるよ
出典: NEVER LOSE/作詞:Kenn Kato 作曲:BACHLOGIC,ERIK LIDBOM,FAST LANE
諦めないことが夢を叶えるうえで大事なことであると、わかりました。
そして、そうやって一生懸命頑張る姿はEXILEが見てくれているという、嬉しいフレーズ。
これはリスナーに対するエールです。
「ちゃんと見ているから頑張れ!」そんな意味を込めて歌ってくれているのではないでしょうか。
ひたむきさ、努力、自分を信じること…。そうすれば決して負けやしない。
1つの楽曲で夢を叶えるために必要なヒントが沢山ちりばめられていますね。
自分だけの物語を作ろう
人生という名の物語
まわり道しても
かまわないんだ、
かなえばいい
そのすべてが君の物語になる
出典: NEVER LOSE/作詞:Kenn Kato 作曲:BACHLOGIC,ERIK LIDBOM,FAST LANE
ここでは、厳しい現実に立ち向かうためにヒントが綴られています。
1行目から2行目にあるように、一気に目標を達成したり、夢に到達する必要はありません。
休みながらでも、たまには立ち止まりながらでも、ゆっくりでもいい。
そんな、難しいことをやってのけてきた彼らだからこそ、伝えられることなのではないでしょうか。
その過程も含め、すべては私たち1人1人の人生の物語になっていくのです。
なんてドラマチックな人生なのかと、少し嬉しくなる気もしませんか?
簡単にいかないことほど、物語は充実し面白いものになるからです。