EXILEの【NEVER LOSE】はこんな曲
今回ご紹介する1曲は、EXILEの『EXILE JAPAN』というアルバムから選びました。
タイトルは【NEVER LOSE】です。
人気のタイアップ曲からリリース当時の最新曲まで15曲が収録されています。
【NEVER LOSE】はGREEのゲームで有名な「聖戦ケルベロス」のCMソングにも起用されました。
そのため、耳にした方も多いのではないでしょうか?
本記事ではこの【NEVER LOSE】(和訳だと「決して負けない」)に綴られた意味を解釈していきます。
誰に負けないのか?何に負けないのか?
歌詞の内容が気になりますね!
EXILEのメインボーカル、ATSUSHIとTAKAHIROの美しいハーモニーと共にお届けします。
最後まで是非お楽しみください。
ライブ映像をチェック!
こちら2012年に行われたTRIBE LIVE TOURの映像です。
日本を代表するダンス&ボーカルグループとして圧巻のパフォーマンスで大盛況だったライブ。
間近で彼らのパフォーマンスを見ると、そのクオリティの高さに脱帽です。
歌声に関しても、生歌なのにCDと遜色がないのは、彼らの歌唱力の高さを認めざるを得ません。
力強いパフォーマンスで披露する【NEVER LOSE】からは、「絶対負けない」というパワーが伝わってきます。
【NEVER LOSE】に込められた意味とは?
それでは、ここからは本題である【NEVER LOSE】の歌詞を掘り下げてみましょう。
「NEVER」は、覚悟を秘めた強めの意志があるときに用いられる単語。
敢えてこの単語を使ったからには、きっと「負けない」ことに対する強い想いがあるはずです。
それがどんな意思なのかも、読み取っていけたらと思います。
それでは早速参ります。
奇跡を見て来たからこそ言えること
そう、チャンスは何度でもやってくる
今この瞬間を逃したら、
なにもかもがムダになる…と
足がすくむような出来事は、
たぶん、何度でもあるんだ
出典: NEVER LOSE/作詞:Kenn Kato 作曲:BACHLOGIC,ERIK LIDBOM,FAST LANE
人生における選択の時。
私たちは長い人生の間に、そんな選択を何度も経験します。
「もう二度とこんなチャンスなんてこないかもしれない。」
そう思って、掴もうとすることもあれば、怖くなって一歩踏み出せなくなる時もあるでしょう。
勢いだけで進めないくらいの出来事や決断を迫られることがあるのです。
そしてそれは、1回や2回ではありません。何度でもやってきます。
そのチャンスをモノにできるかは、自分の決断にかかっているのですが。
だから今がある
つまずき、傷ついて、
くちびるを噛みながら
あきらめず挑み続け、
この場所にいる
出典: NEVER LOSE/作詞:Kenn Kato 作曲:BACHLOGIC,ERIK LIDBOM,FAST LANE
EXILEという大きな存在は、1人1人の集まりであり、そこには同じようにチャンスが訪れます。
チャンスがあるということは、彼らも私たちと同じように、悩み、選択をし、決断をするということ。
ここで綴られているのは、そんな誰にでも起こり得る、“夢を掴みにいくため”の試練ではないでしょうか。
何もしないで成功が手に入るなんてことはほとんどの場合ありません。
EXILEのように、キラキラと輝き、誰もが魅了される存在だとしても、です。
彼らはストイックなパフォーマンス集団としても有名。
そしてメンバー1人1人が、“EXILEとしての夢”を掴むために行動しているのではないでしょうか。
1人の夢ではないだけ、もっと大変かもしれません。
決して楽な道ではないはずですが、3行目にあるように、諦めないという信念が彼らにはあるのです。
そんな彼らだからこそ、今があり、ここに、EXILEとして存在し続けていられるのではないでしょうか。
私たちには想像すらし得ないあらゆる想いや葛藤があることが、この歌詞からは感じ取ることができます。