夢への道で生じる葛藤。

これは誰しも経験することでしょう。

そんな想いが綴られる「NEXT」中盤の歌詞です。

ただ、ただ前へ

納得がいかない 僕にだってそんな日はあるけど
言葉交わさなくても伝わってた

寄り添う事できなくて 君を苦しめた事も
今では思い出として 未来への希望へと変わって行く

出典: NEXT/作詞:Ryuto Kazuhara 作曲:HIKARI.SIRIUS.BIG-F

真剣だからこそ生じる摩擦、あなたも経験したことがありませんか?

より精度の高い、より魅力的なパフォーマンスを追求するには、妥協が許されません。

及第点の出来であったとしても、もっと高められるはずと考えてしまうのです。

日々の成果の満足度が違うと、このような摩擦が仲間内で生まれます。

そのもどかしさから、態度に出てしまったこともあるのでしょう。

しかし、同じところを目指す仲間です。

無言の主張をくみ取り、目線が徐々に並んでいきます。

高いパフォーマンスを手に入れた現在では、そんな日々も大切な思い出です。

現状に満足せずに、更なるレベルアップを誓うのでした。

ずっと一緒にいる仲間だと、きっと互いの感情にも敏感になっているでしょう。

自分に余裕があるときにはきっと、その気持ちに寄り添って背中を押して、手を引いたり背中を押したりできるはずです。

しかし常にそういうことばかりではないはずです。

自分に余裕がない時には、メンバーにきつく当たってしまったこともあったでしょう。

高い目標、同じ目標に向かっている仲間同士だからこその衝突。

チームで活動している以上、これは避けられないものでしょう。

もちろん後から思い返してみれば、その行動が相手を苦しめていたことに気がつきます。

しかしその出来事は、歌詞4行目にもあるとおり「思い出」です。

良きものとして記憶されているということは、その衝突がなければ進めなかった道でもあったのかもしれません。

そうして絆を深めたGENERATIONSはまた、全員で足並み揃えて夢に向かっていくのです。

今を大切に

誰かが僕達を讃えても気がつけば過去の栄光だから
枯れないように 繋いでく 想いを

だから I believe I believe 信じてみたい
僕達が選んだこの人生(みち)を
未来に少しだけ近づけたんだ

出典: NEXT/作詞:Ryuto Kazuhara 作曲:HIKARI.SIRIUS.BIG-F

周囲から賞賛されるのは、とても嬉しいことです。

しかし、その賞賛は現時点で既に、過去の実績になります。

この賞賛に慢心することなく、常にストイックな気持ちでパフォーマンスを磨くのです。

次第に増え続ける賞賛は、彼らが夢の実現に近づけた証になります。

ひたすら自らをストイックな目で見ることは、無駄なことではなく理想を実現するために有効です。

だから手を休めることはなく、あらゆる可能性を信じてファンを迎え入れる準備を整えます。

非常に厳しい道のりは、仲間と共に選んだものです。

厳しい道のりを乗りこえた先には、素晴らしいファンが待ち受ける光り輝くステージが待っています。

そうして少しずつ、でも確実に歩んできた道の先は、絶対に彼らの夢に続いています。

確かに日々残した成果は過去の栄光になっていくでしょう。

しかしそれを積み重ねることでしか、上にのぼることはできません。

そしてその過去の栄光が確実に自分たちの力になっていることを、歌詞3行目にあるとおり「信じる」のです。

夢に近づくための方法はこれしかありません。

それに気がついたGENERATIONSメンバーはきっと、これからもしっかりと夢に向かって進んでいけることでしょう。

GENERATIONS from EXILE TRIBE「NEXT」で続くステージ

いよいよGENERATIONS from EXILE TRIBE「NEXT」の終盤です。

ファンへの想いが詰まった歌詞を、どうぞお楽しみください。

自問自答

時を駆け描かれた 夢物語のシナリオは
誰にもまだわからないさ next stage

このまま時が止まればいいと幾度となく心で願った
その想いが突き動かす 僕達を

出典: NEXT/作詞:Ryuto Kazuhara 作曲:HIKARI.SIRIUS.BIG-F

これから先に待ち構える景色は、全く想像することが出来ません。

個の力を蓄え、磨かれ続ける彼らの可能性が無限にあるからです。

しかし、どの方向に行こうとも、仲間全員が笑顔でいることはわかります。

切磋琢磨した結果、たとえ着地する場所が違うとしても納得出来るからです。

ただ純粋に前に向かって歩き続けていれば、輝かしい未来が待ち受けています。

だから手を緩めることはありません。

仲間同士の固い結束で結ばれたHOMEがあります。

様々な場所に羽ばたいていったとしても、帰れる場所があるのは幸せです。

3行目で時間について歌っているのは、「最高だ!」と感じられる時間にずっと浸り続けたいと思うからでしょう。

夢に一歩近づいたとき、進むための活路が見いだせたとき、そんな素敵な瞬間に味わう気持ちはとても素晴らしいもの。

その快感の中に浸り続けたいと願うのは自然なことでしょう。

しかし前半の歌詞にもあったとおり、その場で立ち止まるわけにはいきません。

また「最高だ!」と思える瞬間に出会えるよう、彼らは前に進み続けなければならないのです。

ファンに向けて

時がめまぐるしく変わろうと 流されないように僕達が
この歌を捧ぐよ届けあなたへ…

I give you give you endless story
あなたへ…

出典: NEXT/作詞:Ryuto Kazuhara 作曲:HIKARI.SIRIUS.BIG-F

たとえどんなに環境が変わろうとも。

たとえどんなに苦難な道のりだとしても。

彼らがあなたへ贈る歌は、最高で全く変わらないものでしょう。

日々磨き上げるパフォーマンスと、大切なファンと接するライブというステージ。

この2つのルーティンは、いつまでも続き常に最高のものを披露します。

ファンのため、そして仲間達のために、終わりのない道のりなのかもしれません。

しかし、着々と歩み続ける足取りはますます力強くなり、賞賛される声も増え続けます。

終わりのない道のりであっても、彼らは楽しみながらその道を歩むことでしょう。

素晴らしいファンと仲間に支えられながら。

そしてここの歌詞でファンに約束していることが1つ。

それが3行目の英詞部分です。永遠に続くことを誓っていますね。

ここで「story」が指しているものこそ、彼らが進み続ける夢への過程です。

そしてその夢がもし叶っても止まることはない、GENERATIONSの活動でもあります。

彼らが力を合わせ、夢に向かって進んでいく姿が多くの人に勇気を与えるでしょう。

ファンはGENERATIONSの姿に勇気をもらいながら、自分たちも必死に生きる。

GENERATIONSはそんなファンたちのために夢を追い、その姿を見せ続ける。

互いに支え合う、なくてはならない存在といえるでしょう。

とても素敵な関係性ですね。

最後に