2017年の夏の1曲として映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌「打上花火」は記憶に残る歌になったのではないでしょうか?
この歌を歌ったのは歌手・ラッパーのDAOKOと今最も注目される音楽家の米津玄師。映画主題歌として劇中の映像を使用したPVも美しく、その再生回数は4000万回以上になっています。(2017年9月22日現在)。
今回は、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横からみるか?」のことにも触れながら、心に響くこの歌の歌詞の内容に迫りました。
映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
岩井俊二監督のドラマをアニメとして再映画化した本作。夏休みを過ごす中学生を主人公に何度も繰り返される不思議な1日が描かれます。人生は選択の連続だけれど、もしあの時こうしていれば?という複数の可能性の中で、戸惑う主人公の物語です。
映像を担当したのは『化物語』のシャフト。脚本は『モテキ』『バクマン』の大根仁です。美しい映像とDAOKOと米津の歌が見事に融合しています。
岩井俊二監督作「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
異彩・岩井俊二監督がフジテレビの番組「ifもしも」の作品として制作したテレビドラマ。あまりの完成度の高さに94年に劇場公開され、DVD化もされています。
歌手・DAOKOとは?
本作の主題歌を歌ったのは歌手・ラッパーのDAOKO。DAOKOは中学生の時にニコニコ動画にラップを投稿しはじめたのだとか。ネット上で話題になり、高校生にしてレーベルと契約しました。m-floとのコラボ曲も映画主題歌になっています。
DAOKO「水星」
DAOKO「かけてあげる」
彼女の可愛い声と都会的でファンタジックなリリックは耳に残りますね。
DAOKOのアルバムも要チェック!
主題歌をつくった米津玄師とは?
米津玄師は、ネットで注目を集めてデビューした今もっとも注目されている若手実力派アーティスト。
映画の主題歌としては2曲目の参加で、CAPSULEの中田ヤスタカの楽曲「NANIMONO(feat.米津玄師)」ですでにその歌唱をスクリーンに響かせていました。
今回は自身の曲で歌手のDAOKOとともに「打上花火」という曲で映画のクライマックスを盛り上げています。