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2017年09月29日更新

DAOKO×米津玄師「打上花火」は映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」主題歌!歌詞は?

映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌「打上花火」を歌った米津玄師とDAOKO。彼らと映画を紹介しつつ、歌詞の内容を紐解きます。

2017年の夏の1曲として映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌「打上花火」は記憶に残る歌になったのではないでしょうか? 


この歌を歌ったのは歌手・ラッパーのDAOKOと今最も注目される音楽家の米津玄師映画主題歌として劇中の映像を使用したPVも美しく、その再生回数は4000万回以上になっています。(2017年9月22日現在)。


今回は、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横からみるか?」のことにも触れながら、心に響くこの歌の歌詞の内容に迫りました。

映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」

岩井俊二監督のドラマアニメとして再映画化した本作。夏休みを過ごす中学生を主人公に何度も繰り返される不思議な1日が描かれます。人生は選択の連続だけれど、もしあの時こうしていれば?という複数の可能性の中で、戸惑う主人公の物語です。


映像を担当したのは『化物語』のシャフト。脚本は『モテキ』『バクマン』の大根仁です。美しい映像とDAOKOと米津の歌が見事に融合しています。

岩井俊二監督作「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」

異彩・岩井俊二監督がフジテレビの番組「ifもしも」の作品として制作したテレビドラマ。あまりの完成度の高さに94年に劇場公開され、DVD化もされています。


今回のアニメーション映画化は、本作を長編アニメーションとして新しく映画化したもの。2作を見比べるのも楽しいと思います。

歌手・DAOKOとは?

本作の主題歌を歌ったのは歌手・ラッパーのDAOKO。DAOKOは中学生の時にニコニコ動画にラップを投稿しはじめたのだとか。ネット上で話題になり、高校生にしてレーベルと契約しました。m-floとのコラボ曲も映画主題歌になっています。

DAOKO「水星」

DAOKO「かけてあげる」

彼女の可愛い声と都会的でファンタジックなリリックは耳に残りますね。

DAOKOのアルバムも要チェック!

主題歌をつくった米津玄師とは?

米津玄師は、ネットで注目を集めてデビューした今もっとも注目されている若手実力派アーティスト。


映画の主題歌としては2曲目の参加で、CAPSULEの中田ヤスタカの楽曲「NANIMONO(feat.米津玄師)」ですでにその歌唱をスクリーンに響かせていました。


今回は自身の曲で歌手のDAOKOとともに「打上花火」という曲で映画のクライマックスを盛り上げています。

米津玄師「アイネクライネ」

パステル調のアニメーションも魅力な米津玄師の人気曲。

テレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」OPテーマ。

評価の高い米津玄師の3rdアルバム「Bremen」。

「打上花火」の歌詞を紐解く

映画主題歌「打上花火」

新時代のコラボレーションが映像の魅力とあわさって素敵な夏の曲を生み出しました。 ではその歌詞の意味はどんなものだったのでしょう。 ひとつずつ読み解いていきます。

あの日見渡した渚を 今も思い出すんだ
砂の上に刻んだ言葉 君の後ろ姿

出典: https://ameblo.jp/mm-ral0303/entry-12304256217.html

恋人同士でしょうか? ふたりは海を見に行ったことがわかります。男はその美しい海と女性のことを思い返しています。 砂の上に何かを書いたのは誰でしょうか? 女性の後ろ姿がとても印象的です。

寄り返す波が 足元をよぎり何かを攫う
夕凪の中 日暮れだけが通り過ぎて行く

出典: https://ameblo.jp/mm-ral0303/entry-12304256217.html

波が繰り返し打ち寄せています。日暮れだけが通り過ぎていくという部分は、 時間の経過をあらわしているのでしょう。


主人公は彼女と海辺へ行ったことを今も思い出しています。 それは忘れようとしても忘れられないほどの記憶です。

パッと光って咲いた 花火を見ていた
きっとまだ 終わらない夏が
曖昧な心を 解かして繋いだ
この夜が 続いて欲しかった

出典: https://ameblo.jp/mm-ral0303/entry-12304256217.html

花火のような恋。それは夏という熱い季節に訪れる魔法のような時間なのかもしれません。 まだ本当に誰が好きとか曖昧な状態での恋。記憶の中では夏は終わっていません。 そしてそんなふたりの夏がいつまでも続いてほしかった。そういう思いが伝わってきます。

「あと何度君と同じ花火を見られるかな」って
笑う顔に何ができるだろうか

出典: https://ameblo.jp/mm-ral0303/entry-12304256217.html

この恋がうまくいけば、何度も一緒に花火をみることができます。 そう笑う彼女に、男は何を思っているのでしょうか?


同じ花火をみているすべての恋人同士に、様々なゴールがあります。 結婚して、毎年、同じ花火をみているふたり。 ささいな喧嘩で別れてしまって、次の夏をむかえることができなかったふたり。 そういう恋の行方を想像します。

傷つくこと 喜ぶこと 繰り返す波と情動
焦燥 最終列車の音

出典: https://ameblo.jp/mm-ral0303/entry-12304256217.html

愛していれば、傷つきます。 恋がうまくいって喜ぶこともあります。 この繰り返す波と情動の部分は、ひょっとすると性的な意味もあるかもしれません。 そしてもしひとりで花火をみていたなら、恋に焦っていることだってあるでしょう。 この最終列車の音とはなんでしょうか?

何度でも 言葉にして君を呼ぶよ
波間を選び もう一度
もう二度と悲しまずに済むように

出典: https://ameblo.jp/mm-ral0303/entry-12304256217.html

何度夏を繰り返しても、その夏に別の相手と恋をするなんてできません。 だからたったひとりの女性に向けて、何度もある言葉を言うのです。 「花火をみにいこう」と。


波間とは、時の波間かもしれません。 でももうどちらも悲しい思いをしたくない。ふたりが幸せになる方法を考えたいのです。

はっと息を飲めば 消えちゃいそうな光が
きっとまだ 胸に住んでいた
手を伸ばせば触れた あったかい未来は
ひそかに二人を見ていた

出典: https://ameblo.jp/mm-ral0303/entry-12304256217.html

人は何かを選ぶことができます。もしその時、相手のことを思えていたなら、 幸せな未来がひらけたかもしれません。


花火のようなひと夏で終わる恋ではなく、 何度もふたりでみることのできるような花火。 そういうものを求めているけれど、 目の前で咲いている花火に、 ただ離さないでとしか、今は言えないのかもしれません。


悲しい恋の思い出によってこの歌が生まれたのなら、 僕たちはもうそんな悲しみを生み出さないように生きていこう。 そう筆者は音楽を聴いていて、思いました。 そして毎年、ふたりであの花火をみたいのです。

最後に

真夏の夜を彩る花火。そんな花火のような素敵な曲です。でも花火は一瞬だけで消えてしまうから、少し寂しい気持ちにもなります。


美しく消えてしまう花火のような恋は記憶には残るけれど、悲しいものです。映画のテーマにもなっている未来の選択の意味は、きっと愛する人の幸せを考えて生きていくことができているかということではないでしょうか?

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