「アイオイ」は音楽活動への想いが詰め込まれた楽曲
今回ご紹介する楽曲「アイオイ」は、2018年2月27日に発売されたアルバム「PLAY」に収録されています。
歌詞で歌われている音楽活動へ向ける心情を表現したドキュメンタリー風の映像となっています。
彼らが活動するうえで積み重ねてきた経験や思いとはどんなものなのでしょうか?
長い活動を経て生み出される言葉にはズッシリと重みがありますよ。
MVから彼らの想いを紐解く
ライブパフォーマンスの裏側
楽曲の最初で映し出されているのは、幼いころのメンバーの写真でしょうか?
みんなちっちゃくて可愛らしいですね!
この楽曲には彼らが今まで歩んできた軌跡を辿る役割があるのが推測できますね。
そして、サビなどの盛り上がるパートでは華麗なライブパフォーマンスシーンが映し出されます。
思いのたけを絞り出す「語り」の部分では、ライブの準備をしている姿が。
ライブ会場に向けて運転する車内。
楽屋で何か考えにふけっている様子。
そして、リハーサルでの姿。
ライブ後には消耗した身体をアイシングしています。
観客と最高な時間を過ごすため、彼らが普段どんな思いを抱えているのか…。
ダイレクトに伝わる映像ですね。
過去を振り返る演出が泣けてくる
楽曲の後半では、運転中の車内からの光景がいくつも映し出されます。
つまり、たくさんのライブに関する思い出が刻まれているということ。
ファンへサインする姿を映し出すのも、メンバーにとってファンがかけがいのない存在なのが伝わります。
そして、今までこなしてきた数々のライブ映像や写真が次々と…。
彼らのライブに足を運んできたファンからすると泣けてきますね。
彼らがいかに「ライブ」という空間や「ファン」を大切に思っているかヒシヒシと感じられます。
それでは、次は歌詞に込められた意味も解釈していきましょう!
夢を叶えるために積み重ねた努力
セリフから始まる
さらけ出して生きる
全部 無駄じゃない
出典: アイオイ/作詞:N∀OKI,NOBUYA,KAZUOMI 作曲:KAZUOMI
MVではトンネルの中を車で走る場面。
このセリフを言い終わったときにトンネルから抜け、視界が開けます。
この映像と言葉にはどんな意味がこめられてるのでしょうか?
出口のないトンネルのような人生だった。
でも、そこに価値を見出して、トンネルが抜けたときのように光に満ち溢れている。
そんなメッセージを筆者は感じました。
立ちはだかる困難
大きく息を吸い込んで 大丈夫 大丈夫 言い聞かせて
出口のないトンネルで 通りゃんせ通せんぼ
いつもがんじがらめ
あの夏描いた形変えた夢
誰のメランコリー風は知らんぷり
足音 生音 世界が回る諦めないヤツが叶えてゆく
出典: アイオイ/作詞:N∀OKI,NOBUYA,KAZUOMI 作曲:KAZUOMI
彼らの今までの音楽活動は、トンネルをひたすら抜けようとするような感覚だったようです。
突破したいのになかなか越えられない壁。
多くのアーティストは、いつの間にか姿を消しています。
音楽はそう簡単に続けていける分野でないのは確かでしょう。
この道で長年活動してきたからには、様々な困難を乗り越えてきたはずです。
最後の1行に核心的な言葉が綴られていますね。
「足音」はライブへ足を運んだり、前進すること。
「生音」はライブで音を奏でること。
これらを諦めずに継続した人だけが、音楽の道で成功をおさめていく。
目標のために行動を起こす人は何人いるでしょう?
その中で、達成のために行動を継続する人は何人いるでしょう?
最後に残る人はごく少数といわれています。
彼らはそのことを理解していたのではないでしょうか。