はじめに
今回は「ROTTENGRAFFTY」（以下ロットンと表記）の「So…Start」をご紹介します。
この曲のサウンドはまさに「ロットン」らしいの一言ですよね。
歌詞の乗るメロディーもどこか哀愁を帯びていて胸に刺さります。
ライブでの盛り上がりも間違い無いので予習しておきましょう！
「So...Start」は6枚目のシングル曲！
見逃し厳禁な初回限定盤にも注目！
「So…Start」は、「ROTTENGRAFFTY」の6枚目のシングル曲です。
初回限定盤には「THE★LIVEEEEE!!!!!!」と題されたライブCDが付属します。
その内容は2014〜16年にかけての厳選ライブ音源であり、定番曲を網羅しています。
コアなファンだけでなく「ロットン」初心者のライブ予習ディスクとしても充分におすすめです！
アルバム「PLAY」にも収録！
今回は特にお買い得盤です！
「So…Start」はアルバム「PLAY」にも収録されています。
「PLAY」は「ロットン」にとって6枚目のアルバムです。
意外なことに前作「Walk」から5年振りのフルアルバムとなりました。
シングル曲「世界の終わり」「70cm四方の窓辺」（フジテレビドラゴンボール超EDテーマ）や配信限定曲「Rainy」「P.I.L」などを収録しています。
充実した内容でこちらもおすすめです。
初回限定盤に付属するDVDには、2017年の「ロットンの日（6月10日）」ライブ映像が60分も収録されています!
ちなみに「ロットンの日」はバンドが結成された当時から大切に扱われてきたイベントです。
メンバーもファンも気合入りまくりの特別なパフォーマンスが楽しめます。
歌詞を徹底解釈♪
主題を前面に出した前半のパート
ガンガン弾けろDon't look back
ドンドン弾けるMusic start
So…Start
ギラつくSKY眩しくて
声を殺し泣いていた
繰り返す苦しみを
飲み込み目を閉じた
出典: So…Start/作詞:KAZUOKMI N∀OKI NOBUYA 作曲:KAZUOMI
「Don't look back」は、「過去を振り返るな」という意味です。
昨日のことは忘れて盛り上がろうということでしょう。
「So…Start」で、「だから始める」や「そのように始める」です。
空が眩しいからといって何故、泣くのでしょうか？
きっと空が眩しいことが原因ではなく、「どうしようもないこと」が辛くて泣いているのではないでしょうか。
人は辛いことや苦しいことを繰り返し経験します。
そのような根源的な苦しみに立ち向かっていかなくてはならないことを語っているように感じます。
抑えきかぬ衝動が 脳天直下 Still kids are all right
汚れたシューズ STEP 踏め
嗚呼、奇跡の人よ
止まらないと見えない 足元を見つめ
忘れかけてたあの日を空に歌った
出典: So…Start/作詞:KAZUOKMI N∀OKI NOBUYA 作曲:KAZUOMI
現代社会においては、立ち止まることが許されないような風潮があります。
ですから立ち止まることを恐れている人が多いことを前提として語られています。
そして止まらなければ見えてこないことがあるのです。
足元にあるのは、いま自分が立っている場所です。
自分が何処にいるのか？それがわからなければ本来は前に進めないはず。
自分の意思で動く為に必要なことなのかもしれません。
人は皆、奇跡の人です。
自分だけに与えられた役割があるはずです。
忘れかけてたあの日とはそのことに気が付いた時なのかもしれませんね。
空に歌ったというのは、不特定多数の人や広い世界に歌ったのと同じ意味です。
つまり「この歌はみんなに向けて歌っているんだよ」ということです。
一気に盛り上がるサビのパート！
そう、段々Shining素直が
君を連れて飛ぶのさ 永遠に Spark
その愛に触れ 寂しさが溢れても
ガンガン弾けろ Don't look back
情熱も覚悟も未来も まだ見ぬ旅路へ
傷だらけ Not satisfied おはよう おやすみまで
沈まない太陽を ただ、じっと見つめていた
出典: So…Start/作詞:KAZUOKMI N∀OKI NOBUYA 作曲:KAZUOMI
