見えていたって
聞こえていたって
真実と限らない
確かな事は不確かな事で
思っていたって
感じていたって
真実と限らない
それでもそれが僕の全て
出典: Parallel/作詞:福島由也 作曲:福島由也
タイトルの「Parallel」とは“もうひとつの並行世界”という意味。
歌詞でもその“Parallel”をテーマに言葉が綴られていきます。
人は無数の選択をしながら生きていくものです。
ときにはその選択の先に後悔が待っていることもあるでしょう。
では別の道を選んでいれば幸せになれたのか。
それは誰にも分かりません。
幻想を抱きながらも、目の前に広がっている“今”が全てなのだと受け入れ進んでいく姿が描かれています。
第5位:blue blue blue
心を奮い立たせるロックナンバー
「blue blue blue」はそのリードトラックとして収録されています。
TVアニメ『ゾイドワイルド ZERO』のオープニングテーマとしても起用されました。
爽快なギターサウンドが轟く、疾走感に溢れるロックナンバー。
希望を見せてくれる歌詞
近過ぎてしまって
見えなくなった
考え過ぎて
分からなくなった
装い過ぎて
自分見失った
ぼろぼろになって
初めて気付いたこと
出典: blue blue blue/作詞:福島由也 作曲:福島由也
歌詞で描かれているのは“青さ”。
自分が未熟であるがゆえに待ち受ける障壁が綴られていきます。
それでもその経験を自らの血肉としながら、前を向いて生きていくと歌う力強い歌詞。
遠回りだと思えることも、捉え方次第で糧になると教えてくれる楽曲です。
第4位:she see sea
“静と動”が同居したサウンド
「she see sea」は自主制作CD『(cell) / ambient』(2014)に収録。
その後、インディーズ1stミニアルバム『行間にて』(2016)に再録されました。
繊細に奏でられるギターを基調に、どこか儚さを感じさせるサウンド。
サビでは感情が溢れ出したかのようなボーカルとコーラスワークが胸に迫ります。
“静と動”が同居した1曲です。
生きるとは受け入れること
美しかったあの日々さえも
流るる時が記憶にしてしまったの
そうやってまた
風化していくんだと思うともう
苦しくなった
あの日のようにこの景色さえ
傷付ける気がしたから
教えて何故こんなに
生きるとは悲しいのか
Oh, I see.
別にこれで良いんだね
出典: she see sea/作詞:福島由也 作曲:福島由也
タイトルである「she see sea」という3つの単語を軸に歌詞を展開。
主人公は移り行く景色や人々に自らを重ね合わせ、感傷に浸っているようです。
当初は戸惑うものの、最後はそれが生きるということなのだと受け入れ、再び人生を歩み始めます。