すべてがつながる未来世界「Future Pop」

【Perfume/Future Pop】アルバム表題曲のMVを解説!未来の世界で3人が見たものとは?の画像

Perfumeアルバム「Future Pop」は2018年8月15日にリリースされました。

「無限未来」「If you wanna」「TOKYO GIRL」というシングル3曲が収録された贅沢な1枚です。

今回はその表題曲「Future Pop」のMVについて解説します。

MVをチェック♪

Perfume/Future Pop

この「Future Pop」のMVが公開されたのは2018年9月21日でした。

アルバムがリリースされてから1ヶ月あまり後ということで、少し遅かったことになります。

実はこのMVPerfumeとNTTドコモ(docomo)の共同制作なんです。

テーマは「5Gがもたらす未来」。

第5世代移動通信システム「5G」が実現されると、街のすべてがつながるというわけですね。

そんな未来の世界が「Future Pop」と表現されていることになります。

ティーザー映像もアリ

【Perfume × docomo “Future Pop” Project】 「Future Pop」MV Teaser version

アルバム発売直後の8月17日のスペシャルライブでは、ティーザー映像が公開されました。

たった30秒でも、未来の世界「Future Pop」にワクワクした人も多かったようです。

さらにドキドキ感が増したフルバージョンのMVをじっくり見てみましょう。

MV解説!アニメと実写が絶妙に融合

【Perfume/Future Pop】アルバム表題曲のMVを解説!未来の世界で3人が見たものとは?の画像

描かれるのは近未来

未来の世界が表現されている「Future Pop」のMVは、宇宙から見た地球の姿で始まります

まず「キン!」という甲高い音とともに、弾けるように表示される「Future Pop」の青い文字。

さらに重低音が響き渡り、宇宙から見た地球と月のような壮大な世界が展開されます。

青い光の筋が下降するなか、浮かび上がるのは「2020」という数字。

まるで時間が早回しで進んだかのように、「2030」までカウントアップされます

この「Future Pop」で描かれるのは、そのうち訪れる近未来だということがわかるでしょう。

地球に降り立ったPerfume

そう見慣れた いつもの景色が
変わるの 全てをつなげば
騒ぎ出す 街中の全てが
聴こえる

出典: Future Pop/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

Perfumeの3人のうち最初に登場するのは、かしゆか

白い雲の浮かぶ青い空から舞い降りてきて、緑が広がる地球へとふんわり降り立ちます。

かしゆかが降り立った場所は、灰色の巨大な塔(タワー)の上

この巨大な塔は全部で3つあり、他の2つには既にあ~ちゃんとのっちが立っています。

宇宙から舞い降りた青い光がPerfumeの3人だったということでしょう。

歩くと道がつながる

最初3つの塔は三角形の頂点となるような位置で、それぞれ独立して離れていました。

ところが3人が歩くと、どんどん道ができて三角形の中心でつながります

こんなことができるのはもちろんアニメだから。ただPerfumeの3人はアニメ混じりの実写です。

3人が歩く道も、海や山などの背景も、場面によっては実写もアリ。

このようにアニメと実写が絶妙にブレンドされ独特な質感になっているところがおもしろいです。

VRやAR、IoTやIoHも現実になる?

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