露わになる Ha-Ha-Ha-Ha-Heart
シャツを脱ぎ捨てるように
出典: HOT HOT HOT/作詞:kelley 作曲:Nicolas Scapa・Michael John Hancock, John Read Fasse
暑い夏の熱に浮かされた主人公はどんどんハイになっていきます。
暑ければ暑いほど、無意味にテンションが上がっていく。
そんな経験は誰しもあるでしょう。
また、どんどん薄着になっていくものです。
暑さのせいで服を脱ぎ捨てていくように、自分の心も開放的になっていきます。
心にまとっていた理性の衣を、夏の暑さが引きはがしてくれるのでしょう。
理由はいらない
今だけの気持ち
Sometime, Somewhere 忘れていた
ずっと前に諦めていた
出典: HOT HOT HOT/作詞:kelley 作曲:Nicolas Scapa・Michael John Hancock, John Read Fasse
やたらとハイになっている主人公ですが、いつもこんな状態ではないようです。
むしろこのような季節任せの恋は、昔に断念していたとさえ言っています。
その理由が一体なぜなのかは分かりません。
過去に何か失態があったのか、純粋に大人になったからなのか…。
いずれにしても、主人公にとってこの状態は思いがけないものだったようです。
しかし、だからこそ特別感があるのも事実。
一旦引き金を引けばそこから引き返すことは出来ません。
主人公はこのひと夏に、より一層強い思いを抱いていることでしょう。
一曲が恋のトリガーに
タクシーのラジオからあの日のヒットソング
理由はそれでいい Take me out
出典: HOT HOT HOT/作詞:kelley 作曲:Nicolas Scapa・Michael John Hancock, John Read Fasse
かつての自分を思い出すかのように夏の恋に夢中になっている主人公。
その引き金となった決定的な事項はなんだったのでしょうか。
それは一曲の歌だったようです。
偶然車中のラジオでかかっていた昔懐かしい曲。
それは恋に溺れていた時の自分を思い出させるものだったのでしょう。
人が再び恋や出会いを求めるのに、論理的な理由などありません。
そんな、ひょんな理由から人の行動は左右されてしまうのです。
主人公もその曲を聴いただけで、昔の情景を鮮明に思い出したのでしょう。
そしてその時の楽しさや愛しさをありありと思い出したに違いありません。
そんなことから主人公は昔に返ったように、恋を求める回遊魚と化したのです。
サビで盛り上がりは最高潮!
みんなでHOTに
燃やして Ho-Ho-Ho-Ho-Hot
焦がして Ho-Ho-Ho-Ho-Hot
露わになる Ha-Ha-Ha-Heart
太陽に脱がされるままに
出典: HOT HOT HOT/作詞:kelley 作曲:Nicolas Scapa・Michael John Hancock, John Read Fasse
曲はサビに突入。
「HOT」の部分はファンも歌えるようになっており、非常に盛り上がります。
とにかく熱い夏の恋を彷彿とさせる同曲。
しかし曲中で主人公の相手については一切言及されていません。
そのため、ファンは歌い手の東方神起と同じテンションの高まりを共有できるのです。
まるでその恋の相手が自分であるかのように感じることもできます。
暑い夏が呼ぶ、情熱と一体感。
そんな素敵なグルーヴを生むハイテンションなサビです。
自分に正直に
溶かして Ho-Ho-Ho-Ho-Hot
満たして Ho-Ho-Ho-Ho-Hot
欲しがっている Ha-Ha-Ha-Ha-Heart
彼女を脱がせた日のように
出典: HOT HOT HOT/作詞:kelley 作曲:Nicolas Scapa・Michael John Hancock, John Read Fasse
このパートからはさらに恋が加速していきます。
感情のままに、思うままに夏を楽しむのです。
ここは甘いフレーズなので、ファンとしては胸キュン必至のパートでしょう。
全て脱ぐものを脱いだ主人公はありのままの自分を受け入れています。
そして情熱の赴くままに恋を楽しんでいるという状況です。
さらに今度は意中の相手にも、素の姿を見せて欲しい主人公。
恋の勢いはとどまるところを知りません。
ライブ会場も常夏のように、最高潮の盛り上がりを見せるパートです。