主人公と恋人は、時代の嵐に逆らうことはできずに引き離されてしまいました。
それは二人にはどうすることもできないほどのものだったのでしょう。
最後に「革命」という言葉があることから、身分違いの恋ではないかとも想像できます。
それでも愛を貫くために主人公たちは抗い続けました。
きっと主人公たちは、自分たちが結ばれることはないとわかっていたはずです。
叶わない願いと知ってもなお希望を捨てられない二人の想いの強さが感じられます。
悲しみと切望
魂は夢で(夢のなかで)惹かれあうのよ(愛のために)
身体がどこにあっても声が聞こえるでしょう
魂は夢で(夢のなかで)惹かれあうなら(愛のために)
悲しむことはないのね いつでも一緒だから
ただ見つめあえる(なにもかも忘れ)
時間が欲しかった(言葉はいらない)
逃げる? ダメよ!
叶わないそれぞれの願い 祈りをささげても
出典: 嵐のなかの恋だから/作詞:畑亜貴 作曲:酒井陽一
最後のサビ部分の歌詞です。
主人公は例えそばにいなくても、恋人とは強い絆で結ばれていると信じています。
離れていてもきっとふとした時に相手の存在を感じたり、夢の中で出会えるはずです。
それは互いに思いあっているからこそ感じられるものでしょう。
そばにいなくても繋がりを感じられるのだから悲しむことはないと自分を慰めているようにも感じられます。
叶うことのない恋への悲しみと、来世へ望みをかける切望が綴られているのです。
最後に
今回はμ’sの「嵐のなかの恋だから」の歌詞を読み解いてみました。
きっと来世では結ばれるはずと願う主人公の、悲しい恋の結末にとても切なくなる歌詞だと思います。
冒頭でも説明した通り、メロディは昭和歌謡曲とミュージカルの要素が入った雰囲気が漂っている楽曲です。
少し違ったμ’sを楽しめるので、ぜひ聞いてみてください!
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