卒業式に歌った人も多い!川嶋あいさんの「旅立ちの日に・・・」
「Dear/旅立ちの日に…」(ディア/たびだちのひに)は、日本のシンガーソングライター・川嶋あいが2006年2月1日に発売した8枚目のシングル。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Dear/旅立ちの日に…
卒業をテーマにしたJ-POPはたくさんありますが、その中でも定番ソングとしてよく挙げられるのが、川嶋あいさんの「旅立ちの日に・・・」という歌です。
卒業式当日の心情や情景を描いた歌なので、まさに卒業ソングとしてうってつけの一曲。
「卒業式でこの歌を歌った」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「旅立ちの日に・・・」の魅力について、たくさん紹介していきます。
「旅立ちの日に・・・」と「明日への扉」はメロディーが同じ!
川嶋がI WiSH時代に発売した「明日への扉」の原曲。高校時代、路上ライヴを行っていた頃から披露されていた曲で、同じ卒業ソングである「Dear」の発売にあたって再録された。また、当時と歌詞が異なっている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Dear/旅立ちの日に…
川嶋あいさんが以前所属していた音楽グループ「I WiSH」では、「明日への扉」という曲が大ヒットしました。
そのため、「明日への扉」の替え歌である「旅立ちの日に・・・」がリリースされた当時、聞き覚えがあると感じた人が多かったのです。
「旅立ちの日に・・・」が多くの人から愛されている理由のひとつとして、大ヒットしたメロディーをそのまま使っているからというのも挙げられるのではないでしょうか。
共感性の高い歌詞にも注目!
「旅立ちの日に・・・」が人気を集めている要因は、メロディーだけではありません。
この曲のために新しく書かれたオリジナルの歌詞にも、魅力がたくさん詰まっています。
「旅立ちの日に・・・」の歌詞には、多くの学生が当てはまりやすい「シチュエーション」や「思い出」などが、いっぱい散りばめられています。
学校の校庭で駆け回った思い出や、放課後に友達と遊んだ日々のこと、好きな人ができた思い出…。
そんな、誰しも一度は体験したことあるようなシチュエーションが出てきます。
そして、そのような思い出を振り返りながら、サビでは「今日は卒業の日」という言葉が登場。
つまり、まさに現在進行形で「卒業式を迎えている」というシチュエーションへと移り変わっていくのが、この歌詞の大きな特徴です。
卒業式を迎えている学生の心情に、ものすごくリンクしている歌詞といえます。
この曲が今でも変わらずに「定番の卒業ソング」として人気があるのは、この共感性の高い歌詞に要因があるのではないかと、筆者は思っています。
歌詞の内容について細かく解説!
「旅立ちの日に・・・」の歌詞には、具体的にどのような言葉が散りばめられているのか、そして、どのような意味が込められているのか、とても気になりませんか?
そこで今回は、フレーズごとに歌詞の意味や魅力を紹介していきます。
【1番Aメロ】学校での思い出を中心に綴った歌詞
桜舞う4月の教室で 波打つ胸をはずませながら
出会った永遠の仲間達 あどけない手交わしたね
あの日かけまわった校庭 笑顔によく生えた光る汗
時に素直になるの嫌って ぶつかり合ってケンカもしたね
出典: 旅立ちの日に・・・/作詞:川嶋あい 作曲:川嶋あい
入学した頃の思い出を振り返るところから、歌詞がスタートします。
これから始まる学校生活にドキドキしながら教室に入っていくシーンが、歌詞の最初に綴られていますね。
そして、学校生活を送る中でかけがえのない大切な友達に出会ったこと。
汗をかいて笑いながら校庭をたくさん走った思い出。
友達や仲間と喧嘩をしてしまったこと…。
1番のAメロでは、友達と過ごした校内での思い出を中心に綴られていくのがとても印象的です。
【1番Bメロ】懐かしさを感じるフレーズ満載!
放課後行った常連の店 いつもの駄菓子屋 忘れてないよ
指切りをして交わした約束 みんなきらめく陽だまりの粒
出典: 旅立ちの日に・・・/作詞:川嶋あい 作曲:川嶋あい