ドラマ「初めて恋をした日に読む話」主題歌
「HAPPY BIRTHDAY」は2019年2月27日リリースのback number20枚目のシングルです。
深キョン主演「はじこい」
通称「はじこい」は30代の深キョンが奇跡的にカワイイ!と評判のドラマ。
原作は持田あきさんの漫画。深キョンは東大受験に失敗した予備校講師を演じています。
もともと優等生だったので性格は真面目ですが、就職や恋愛はダメダメ?という役どころ。
でも実は永山絢斗さん、横浜流星さん、中村倫也さん演じる3人の男性がまわりにいます。
深キョン演じる春見順子(ずんこ)は鈍感ですが、初めての恋がどうなるのか?が見どころ。
そんなドラマの主題歌がback number(バクナン)の「HAPPY BIRTHDAY」というわけです。
どうやら誕生日を祝う歌のようですが、ひねくれた恋愛をテーマに描くことが多いバクナン。
どのような内容になっているのか、気になるMVを見てみましょう。
MVをチェック♪
「HAPPY BIRTHDAY」MV
MVオリジナルのドラマと演奏シーンが交錯する内容。誕生日を迎えたのは歌物語の主人公です。
その主人公は歌詞では男性ですが、MVでは女性。どちらでも当てはまるようになっています。
いずれにしても片想いというところがポイント。日付が変わって誕生日が始まるわけですが……。
どんな1日になったのでしょうか。歌詞を反映させたドラマ仕立てのMVに仕上がっています。
この「HAPPY BIRTHDAY」のMVを歌詞と併せて深掘りしてみましょう。
MVを解釈!
マッチに火を点した映像から始まる「HAPPY BIRTHDAY」のMV。まわりは暗いので夜でしょうか。
手のひらだけが明るく浮かびます。続く引きの映像でわかるのは、女性がベランダにいたこと。
夜景を見渡せるマンションの一室のようです。まずはドラマ仕立てのシーンから始まりました。
バクナンのメンバーが演奏しているのも似たよう場所ですが、時間軸に変化があります。
窓から太陽の光が差し込む部屋の中だったり、夜景が映り込むベランダだったり……。
青空にたくさんのロウソクが舞うシーンやベランダから見た外の風景の早回し映像も挟まります。
ケータイの時間表示が「23:59」から「0:00」に変わる場面もアリ。ここまでがイントロです。
誕生日の始まり
いつの間にやら日付は変わって
なんで年って取るんだろう
もう背は伸びないくせに
着信の音で飛び起きたけど
損したな 君かと思ったのに
出典: HAPPY BIRTHDAY/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
清水依与吏さんの歌唱シーンは斜め上からの映像になっています。
水の入ったグラス越しに映るのはベッドに転がったケータイ。「着信~」の歌詞どおりの展開です。
さらにバクナンのメンバーがロウソクや照明の灯る部屋で演奏するシーンも挟まります。
「HAPPY BIRTHDAY」の歌物語の主人公は、誕生日になった途端の着信音に胸を躍らせるわけです。
想いを寄せる相手から「お誕生日おめでとう」という連絡がきたのかな?と期待したのでしょう。
ところが実際は違ったという展開。イントロ部分のMVでは1日の流れが表現されていました。
たとえ誕生日でも、他の日と同じように1日は淡々と流れていくわけです。
自分にとっては特別な日かもしれませんが、サプライズが起きたわけではなかったということ。
そうなると誕生日は単純に嬉しい日というより、ただ年を取る日になってしまいます。
せっかくの誕生日なのに、出だしからいきなりぼやきモードに入っている感じですね。