【NGT48/世界の人へ】歌詞の意味を紐解く！テーマはでっかく”世界平和”！ともに幸せになろう！

この歌詞では「誰かのため何かしたい」と歌っています。

「誰か」といっているので、特定の人を指しているわけではなさそうですね。

自分の家族や大事な仲間へ愛する心を向けるのは多くの人がやっています。

しかし、そうではない相手にまでその心を向けるのはなかなか難しいことなのではないでしょうか。

なので、特定の人だけに限定せず「誰かのため何かしたい」と思うことは、素晴らしいことだといえます。

ひとりひとりがこのような気持ちを持つようになったら、きっと世界も変わるのでしょう。

そのために必要なのは「愛の連鎖」です。

この歌詞の主人公は「誰かのため何かしたい」と思っている心優しい人物に出会ったのでしょう。

その影響を受けたからこそ、この主人公も「誰かのため何かしたい」と思うようになったのです。

このような「愛の連鎖」が広まっていくことによって少しずつ周りが変わり、やがて世界が変わっていきます。

ここは1番のサビ部分に該当します。

曲のタイトルにもなっている「世界の人よ」という言葉に注目してみましょう。

世の中に出回っている歌は「特定の誰か」へ向けているものが多いように感じます。

恋愛ソングだったら愛する恋人に向けていますし、応援歌であれば頑張っている人に向けていますよね。

卒業ソングであれば友人やお世話になった人に向けています。

なかには、自分自身に向けた歌だってあるのでしょう。

しかしこの歌の場合、テーマが「世界平和」なので世界にいる全ての人に向けて送っています。

世界平和を目指すのであれば、特定の人だけが平和を願うのでは達成できません。

全世界の人が世界平和を願う必要があるのです。

だから「世界の人よ」と歌っているのでしょう。

全世界の人がすべき行動。

それは、手と手をつなぐ事やともに歌う事だといっていますね。

要するに、お互いに歩み寄る事が大切なのだと歌っているのでしょう。

ともに歩み寄る事によってお互いに分かり合えます。

そして「平和」という幸せを掴むことができるのです。

2番のAメロに入る前にも「Oh Yeah Yeah」というかけ声が入ります。

2番のAメロでは「悲しい気持ちになった時の対処法」について歌われていますね。

生きていたら、さまざまな悲しみを経験することでしょう。

時には孤独を感じることだってあるかもしれません。

しかし、そんな時こそ「一人じゃない」ということを思い出すべきなのです。

自分が気づいていないだけで、実は応援してくれる人や味方になってくれる人がいるのではないでしょうか。

そんな人たちの温もりを思い出すことができたら、きっと悲しみを乗り越える力が湧いてくるはずです。

人間関係で傷ついた時「もう誰も信じられない」という気持ちになることもあるでしょう。

しかしその気持ちを引きずったままでは、心から誰かと分かり合えるという体験はできません。

反対に、勇気を出して自分から相手のことを信じれば素晴らしい愛を体験できるかもしれないのです。

もちろん中には、信じていたのに他人の気持ちをあっさり裏切るような心ない人もいるでしょう。

でも、世の中そんな人ばかりというわけではありません。

誠実な人だって数多くいます。

そんな世の中について、この歌では「そんなに捨てたもんじゃない」と歌っているのでしょう。

ここは、2番のサビ～ラストのサビの繰り返し部分に該当します。

世界中の人がひとつになって歌う様子について描かれている2番のサビも素敵ですね！

言葉の壁があるから世界中ひとつになるのは無理なんて思う必要はありません。

もちろん言葉が通じた方が、自分の気持ちは伝わりやすいでしょう。

しかし、例え言葉の壁があったとしても本当に愛する気持ちを持っていれば何となく相手に伝わるものです。

「言葉なんか間違ったっていい」という部分には、そのような意味が込められているのでしょう。

最も大切なのは、言葉ではなく愛の心なのです。