2番の歌詞をチェック
迷惑をかけたのは誰?
何年前の話だろう
わがまま言ってばかりの毎日
何事にも楯突いてはあなたを
困らせて呆れさせたね
青春の向こう側 リアルな社会は
泣き言言ってばっかじゃ
何も通じないから
彷徨いもがいている
私を連れ出して
眩しい日々をくれてありがとう
出典: 拝啓、親愛なる君へ/作詞:竹中雄大 作曲:竹中雄大・沖聡次郎
1番では、様々な解釈の中でも基本的に竹中さんから他のメンバー4人宛ての手紙という流れに沿ってきました。
ただ、メンバー4人のうち3人は2017年1月、1人は2019年1月と加入時期に違いがあります。
ベースの圭吾さんがメンバーになってからこの曲に至るまでは、期間が短いわけです。
そのため年月を重ねたつき合いといえばギターの山田海斗さん、沖聡次郎さん、ドラムのねぎさんになります。
とくに3人には迷惑をかけたという竹中さんの思いが伝わってくるようです。
また幅広い意味で捉えるなら、あらゆる葛藤を優しく包み込んでくれた相手はお母さんになるかもしれません。
子どもから大人へと成長するときに見守ってくれたイメージが浮かびます。
あるいは身近な親友や恋人を当てはめることも可能です。
最後の1行はバンド名にまつわる輝きを受けての感謝の言葉。
とくにこのパートは結婚式で流れると誰もが号泣するのでは?というほど感動的な内容になっています。
贈り合う喜び
嗚呼 生まれ変わっても
そばに居たいから
たどり着いたんだ
きっと間違いないよ
いつまでも負けてられないよな
今度は私があなたへ贈る幸せを
出典: 拝啓、親愛なる君へ/作詞:竹中雄大 作曲:竹中雄大・沖聡次郎
後はもうサビを叫びまくるのみです。
竹中さんらしさ、Novelbrightそのものをさらけ出しています。
つまり、これまでに受けた愛に感謝して手紙のような曲で恩返し。
不器用なあまり、なかなか続かない人間関係もあったのかもしれません。
それでも5人体制になって、ずっと一緒にやっていきたいと感じたはず。
紆余曲折を思い返すと、やっと到達したスタート地点。
ただ、大変な時期に支えてくれたことを考えると、困難もまたありがたいものに感じたと思われます。
このようにどれほど辛いときも、身近でポジティブなエネルギーを注いでくれる人はいるものです。
大切なのは、それに気づくかどうか。
この曲を聴くことによって、まわりの人々と愛を贈り合う関係が築けるといいですね。
ラストのサビはこちら
ラブソング的な解釈
嗚呼 特別な日は
此処に居たいから
代わりなんかない宝物なんだ
醒めない夢を見ているようだな
ありのままでいられる場所だ
出典: 拝啓、親愛なる君へ/作詞:竹中雄大 作曲:竹中雄大・沖聡次郎
様々な解釈ができる歌詞になっているとお伝えしたうち、ラブソングとして捉えてみるのもエモーショナルです。
つまり、これまでつき合ってきた恋人同士で手紙を送るという物語です。
主人公の男性は長い交際中、彼女に苦労をかけたこともありました。
しかし感謝の気持ちを忘れずにいたのでようやく結婚にこぎつけます。
結婚式の当日にサプライズで、手紙のような曲を贈ったという流れ。
新郎新婦ともにまるで現実とは思えないような幸福感に満たされました。
もちろん家族や親戚、関係者一同の集まるスペシャルな日です。
誰もが自分らしい姿で、晴れの舞台に居合わせることを嬉しがっています。
想像をすると涙が止まりませんね。
喜びを叫ぶ
嗚呼 歓びの歌此処で歌うから
ため息も全部空へ消えていくよ
果てしなく続きますように
祈りを込めもう一度叫ぼう
胸躍らせる日々に出逢えたよ。
出典: 拝啓、親愛なる君へ/作詞:竹中雄大 作曲:竹中雄大・沖聡次郎
バンド活動もしておらず、結婚式の予定もない方もいるはずです。
その場合でもこの曲を聴けば大丈夫!
どのような設定だとしても、とにかく嬉しいと声を高らかに叫んでいる人がいるわけです。
その声を耳にするだけで、日常のネガティブな悩み事は吹き飛ぶに違いありません。
仲間を得たことで輝くような毎日!
全身で喜びを表現する人がいると、それだけで楽しい気分になるはずです。
そう思わせてくれるこの曲を知ることができて、本当に良かったですね。