J-POPの最高峰に君臨し続けるDREAMS COME TRUE
希代のヒットメーカー
DREAMS COME TRUEは1988年に結成されたバンドです。
ボーカル吉田美和の圧倒的歌唱力がポテンシャルの高い楽曲のクオリティを最大限に引き出しています。
DREAMS COME TRUEの楽曲は作詞は主に吉田美和が、作曲・アレンジは吉田美和と中村正人が手掛けています。
作曲・アレンジを誰が手掛けるかは曲ごとに異なります。
90年代、DREAMS COME TRUEは爆発的ヒットを連発し一世を風靡しました。
アルバム、シングルのどれもがミリオンセラーとなり一気にスターダムを駆け上がります。
その人気は衰えることなく、現在もJ-POPの最高峰に君臨する名実ともにトップアーティストです。
衰えぬ人気
ドリカムの特徴として、映画やドラマ、CMのタイアップに採用されやすいという点が挙げられます。
発売される楽曲は次々と映画やドラマの主題歌や挿入歌になり、知名度を高める一因となりました。
DREAMS COME TRUE、略してドリカムは非常に年齢性別問わず幅広い層のファンを獲得しています。
ドリカムがここまでの人気を博したのは、やはりその楽曲が優れているからでしょう。
誰もが共感できる歌詞、キャッチ―なメロディー。
聴き手を選ばない懐の深さで今も多くの人を魅了し続けています。
第10位「ATTACK25」
25年分のドリカムが詰まった1枚
前作のオリジナルアルバムから3年9ヶ月が経ってからリリースされた「ATTACK25」。
16曲収録のボリュームのある1枚です。
タイトルの25という数字にはデビューから25年の記念の意味が込められています。
そのタイトル通り、DREAMS COME TRUEの25年分の魅力がギュッと詰まったアルバムになっています。
第3位にランキングした「MILLION KISSES」に収録されている、「あなたにサラダ」。
結婚式などで歌われることも多く、とてもファン人気の高い楽曲です。
その続編ともいうべき「あなたにサラダ以外にも」が収録されているのも嬉しいポイントです。
ドリカムらしさ全開のアルバムと言えるでしょう。
第9位「MAGIC」
豊富なラブソングが魅力
「MAGIC」に収録されているシングルは「go for it!」「雨の終わる場所」の2曲のみ。
アルバム曲が圧倒的に多いのが特徴です。
全体的にしっとりしたラブソングが多い選曲になっています。
このアルバムでおすすめの曲は「愛してる 愛してた」です。
タイトルからも分かる通り恋の終わりを描いた切ないラブソングになっています。
別れても忘れられない恋人の存在を必死にかき消そうとする切ない女性の気持ちが痛いほど伝わります。
女性なら誰しも経験のある気持ちかも知れません。
他にも切なさに溢れた優れたラブソングがたくさん収録されています。
第8位「DIAMOND15」
「やさしいキスをして」「決戦は金曜日」収録
このアルバムの核はなんと言っても「やさしいキスをして」です。
サビの部分は一度聴くと心に深く残り、忘れられません。
第10位「ATTACK25」にもあったように、「DIAMOND15」にもある曲の続編が収録されています。
それはあの名曲「決戦は金曜日」。その続編が「朝日の洗礼」です。
「朝日の洗礼」は、「決戦の金曜日」で見事想いが伝わったその後の物語になっています。
「朝日の洗礼」はハッピーなだけではありませんが、そこがリアルで共感を呼びます。
ドリカムのアルバムはこのように、前後の作品がリンクしているのも特徴です。
それぞれのアルバムがどこかしらで繋がっていることで、統一感が生まれています。