山本彩【追憶の光】歌詞の意味を解釈！綺麗な言葉で最後を飾るのはなぜ？過去に消化できた理由とは

1番では、自分ばかりが「あなた」を好きだと自嘲気味に考えていました。

ですが、ここではもうそんな弱気な「私」の姿はありません。

「あなた」は過去の人という風に、自分の中で区切りをつけたようでした。

今まで「あなた」中心に考えていた「私」が、自分の中に折れない芯を持ったようでもあります。

こんな風に考えられるようになったのは、交際期間中に確かな愛を貰っていたことに気付いたからでしょう。

1番では「あなた」なしの人生は考えられないと思っていた「私」ですが、もう大丈夫です。

喪失感はありますが、それでも自分の人生を生きていきます。

「あなた」なしでは生きていけないと途方に暮れていた「私」はもういません。

たとえ「あなた」との交際が終わっても、貰った愛が消えるわけではない。

確かに愛されていたという証が、これからの「私」の人生を彩ることでしょう。

まさに「あなた」からの愛は「私」にとって、「追憶の光」といえます。

「追憶の光」は、今までいかに大切にされていたか、交際が終わる瞬間に気付いた切ないバラードです。

失ってから気付く日常の大切さを、儚くも美しく表現していました。

あまりにもリアルな歌詞に、思わず共感してしまった方もいるのではないでしょうか。

この楽曲で山本彩の多才さに気付いた方には、こちらの記事もおすすめです。

1stアルバム「Rainbow」に収録されていた「雪恋」。

彼女との別れを男性目線で歌った切ないバラードとなっています。

「追憶の光」と同じように冬が舞台なので、山本彩のしっとりとした冬の雰囲気が好きな方におすすめです。

上記の記事を読めば、彼の切ない思いを身近に感じられることでしょう。

2ndアルバム「identity」に収録されている「JOKER」についての紹介記事です。

今まで紹介した楽曲とは異なり、アップテンポなナンバーとなっています。

「君」への愛を情熱的に描いたラブソングは、多くの人の心を鷲掴みにしました。

「追憶の光」や「雪恋」とは異なる山本彩の魅力に、釘付けになること間違いありません。