村上春樹さんの同名小説でも知られる「ノルウェーの森」が9位です。
中期6枚目のアルバム「ラバー・ソウル」収録曲。
リードボーカルとアコギはジョン・レノンで、ジョージ・ハリスンがシタールを弾いています。
実は、神秘的な音色に導かれてノルウェーの森に迷い込む……という歌詞ではありません。
リーズナブルなノルウェー産木材の家具がある部屋(ただし椅子はない)に住む女性の話……。
インドの民族音楽シタールがまだ珍しかった時代の名曲です。
8位:ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
8位は「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」。リードボーカルはジョン・レノンです。
中期EP「マジカル・ミステリー・ツアー」収録曲。サイケデリックサウンドが極まっています。
ジョンは幼少期リバプールに実在するストロベリー・フィールド孤児院に紛れ込んで遊んだとか。
ビートルズの聖地として多くのファンが訪れていますが、2005年に閉鎖。
その跡地が再開発され、教育施設や観光スポットとして2019年夏から一般開放される予定です。
7位~6位:シー・ラヴズ・ユー/ヘルプ!
7位:シー・ラヴズ・ユー
中期・後期の曲が続きましたが、7位の「シー・ラヴズ・ユー」は前期、4枚目のシングルです。
ポールが高音パート、ジョンが低音パートという二部合唱になっています。
6位:ヘルプ!
5位~4位:イン・マイ・ライフ/抱きしめたい
5位:イン・マイ・ライフ
5位「イン・マイ・ライフ」は「ノルウェーの森」と同じ中期6枚目「ラバー・ソウル」に収録。
EPも含めると中期には4作品があり、後の2作品はサイケデリック色が強くなっています。
中期のなかでも先の2作品は、ちょっぴり実験的な面もありつつ落ち着いたサウンドが特徴的。
ジョンが故郷リバプールを思いながらリードボーカルをとっています。
バロック音楽のチェンバロっぽい音色ですが、実際はピアノ。
オーバーダビング(重ね録り)によって郷愁ただようサウンドに仕上がったところが実験的です。