欲しがってたものは
心がない 作られた こんな世界じゃないんだよ
見てられない 理由の欠片もない日々
卑しさが宿ってた 映し疲れた瞳に

心を癒す嘘 それもありなんて
でも心を奪うのが嘘だろう

出典: http://j-lyric.net/artist/a01151c/l01393b.html

「こんな世界」と一蹴してしまうような醜い現実を見て、それを映す「瞳」にすら疲れが感じられます。

現実を見ることに疲れた結果として逃避するのは、たとえ一時だけでも心を騙し、癒してくれる「嘘」です。

しかし、そこにどれだけ浸って現実から逃げても救いはありません。一時的には心は癒されたように感じられますが、実はその反対に、嘘にすがる分だけ心はその嘘に奪われてしまうのです。

それでも最後には前に

愛に近づこうとも 噛み付かれるだけ…って僕はつぶやいて
信じる事をやめて生きてきたんだよ
絶望食らって立っても あきれるほどの思いで
儚い命 しがみついていきゃいい

欲しがってたものは
心がない 作られた こんなもんじゃないんだよ

この街で失った愛
その意味探せば
少しマシになって進めるだろう

出典: http://j-lyric.net/artist/a01151c/l01393b.html

ボロボロに傷ついて心もすり減らして、それでも最後には少しだけ前を向けるような言葉が歌われます。

「儚い命 しがみついていきゃいい」という言葉には、世の中に絶望して悲観しながらも維持を張って前を向こうとするかのような強さが伺えますね。

シリアスで心にグサリとささってくる歌詞が続くこの曲ですが、最後の「少しマシになって進めるだろう」という言葉に救われます。

まとめ

「儚くも永久のカナシ」は、そのタイトル通り儚くて切ないメッセージが込められた曲です。

疾走感溢れるオルタナティブ・ロックながら、その歌詞が歌う言葉は寂しげに聴く人の感情を揺さぶってきます。

UVERworldらしいサウンドを鳴らしながらも心に響くこの名曲に、是非一度触れてみてください。

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