柔らかくて優しさ溢れるラブバラード

【LOVE SONG/CHAGE & ASKA】君が想うよりも…歌詞に込めた直球な想い!コードあり♪の画像

CHAGE&ASKAの「LOVE SONG」は、1989年盤1992年盤が発売されているシングルです。

1989年盤には「Break an egg」も収録されています。

そして、1992年盤は「ロマンシングヤード」がB面として収録されているのです。

「LOVE SONG」という曲は、キュートさも感じさせる爽やかな雰囲気があります。

ストレートな愛をそのままに表現したような、キュンとくる曲でもあるでしょう。

初めのうちは「SOUL」というタイトルでした。

この「SOUL」という言葉は歌詞の中にも登場します。

発売当時はバンドブームが巻き起こっている時代でした。

しかし、自分たちは自分たちの曲を作ろうと決めたのです。

そうして、「温もりのある曲を作っていきたい」というコンセプトの元で生まれたとか。

ちなみに、オリコン週間ランキングでは再販されたバージョンは1位を獲得もしています。

1番の歌詞に注目してみよう!

自分の音楽の価値が下がってる?ASKAさんが抱いた危機感

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 A/C#m7/D/DM7onE Bm7onE/A/C#m7/D/DM7onE Bm7onE/


 A     C#m7

 聴いた風な流行にまぎれて

 F#m7    D    Dm

 僕の歌が やせつづけている

 A GonA  D Bm7   A F F#m7 DM7/F#monE DM7 E/

 安い 玩具みたいで 君に悪い

 A       C#m7

 ひどいもんさ 生きざまぶった

 F#m7   D    Dm

 半オンスの拳が うけてる

 A GonA  D  Bm7   A F G A 

 僕は それを見ていたよ 横になって

出典: LOVE SONG/作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼

「聴いた風な流行」というのは、当時流行っていたバンド音楽を指すと考えられます。

先述もしていますが、バンドブームが起きていた頃だったのです。

そんな流行を目の当たりにし、ASKAさんは多少なりとも危機を感じたのかもしれません。

流行に押されてしまい、自分たちの音楽が世間にとって価値が低く遠い存在になってきている…。

そうした風に、捉えていたとも考えられるでしょう。

それが、まるで安価に売られているおもちゃのように感じられてしまうのです。

このことが、自身を支えてくれる彼女に申し訳なく思っているのではないでしょうか。

それに、今時は「これが自分の生きざまだ」と言わんばかりの、大して重みもない曲が売れている。

ASKAさん自身が、それをちょっと他人事のように傍観していたのかもしれません。

ちなみに、「半オンス」とは単位のことでボクシングだと14グラムほどのグローブを指します。

要するに、そんなものでは殴られても痛くもない。

自分の曲が皆の心に響くことがない、そんな存在であるとASKAさんは言いたかったとも考えられます。

もっと、自分が納得できる曲を書きたいと思っていたのかもしれないですね。

君を思うと自分の魂が動き出す

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 C#m7       F#m  F#monE DM7

 君を浮かべるとき SOULの呼吸が  始まる

 C#m7        Bm7      Esus4

 胸に息づくのは 君への LOVE SONG LOVE SONG LOVE SONG 

出典: LOVE SONG/作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼

支えてくれる彼女を思い浮かべると、それだけで自分の魂が動き出すのです。

支えてくれる人の存在というのは、原動力になったりするものだと思います。

自身の心の中にあるのは、やはりそんな彼女へのラブソングだということでしょう。

自分たちは、そんなラブソングを世に届けたいということでもあるかもしれません。

そんな原動力となる存在になれるということは、凄いことでもあると感じます。

サビ部分は優しい愛にあふれている!

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 A   D E A  

 抱き合う度にほら -secret river side-

 F#m7 C#m7 Bm7  E7

 欲張り   になって行く -We can't go back-

 A  D  E  F#m7 Bm7 Bm7onE A 

 君が想うよりも  僕は君が  好き

出典: LOVE SONG/作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼

いよいよ最重要のサビです!

支え、活力になってくれる彼女と抱き合うと、どんどんと欲が出てきてしまいます

二人だけの秘密の川沿いで…。

「もっとこうしたい」と思うことも増えてくるのでしょう。

そしてもう彼女と自分は元に戻ることはできない。

進んでいくしかないのだと言っているように感じられます。

サビの最後には、その彼女への愛はとても大きいということを訴えていると考えられます。

ファンとしては、とても心が捕まれるような部分なのです。

二番は彼女への想いがたっぷりと紡がれている!

愛をつないだ君への歌がどこかで流れるだろう

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 A/C#m7/D/DM7onE Bm7onE/A/C#m7/D/DM7onE Bm7onE/


 A     C#m7

 君に出逢い ほのかに恋をして

 F#m7   D   Dm

 長い間 打ち明けられずに

 A GonA  D Bm7   A F F#m7 D E

 ほんの 星の夜に  ふと転がった

 A     C#m7

 恋が歌になろうとしている

 F#m7     D   Dm

 ボタンがわり 愛をつないで

 A GonA  D   Bm7   A F G A 

 君は それを聞くはずさ 街の中で

出典: LOVE SONG/作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼