「真夏の Sounds good !」について
「真夏の Sounds good !」はAKB26作目となるシングルで「去年よりも君が好き」というキャッチコピーで作られた楽曲です。
2012年5月23日にリリースされ、5月25日放送の「ミュージックステーション」で披露されました。
センターを務めたのは前田敦子でNTT docomoやはるやま商事など多くのメディアでCMなどに使用されたこともあり、聴いたことがある人も多い楽曲ではないでしょうか。
発売初日に歴代最高の117.1万枚の売り上げを記録しました。この曲でAKB48は日本レコード大賞を2年連続で受賞、選抜メンバーである岩田華怜が14歳7ヶ月という最年少で受賞したことも話題となりました。
選抜メンバーはAKB48の楽曲の中でも「Everyday、カチューシャ」の26人に次いで多い36人という過去最多の人数が選ばれています。
また、この曲は姉妹グループであるJKT48(ジャカルタ)とSNH48(上海)によってカバーされています。
曲名の表記に細かいこだわりがある
曲名の「真夏のSounds good !」のgoodと!の間にスペースを空けるのが正式な表記であるが、多くのメディアではスペースなしで表記が多く、誤りがあるとファンによって語られることが多い楽曲です。
しかし、CDジャケットなどを見てもスペースがあまり分からないため、気付く人は少ないはずです。どのような意図でスペースが入っているのかは分かりませんが、細かなこだわりがあるもかもしれませんね。
「真夏の Sounds good !」の選抜メンバー
※太字メンバーがセンターです。
MVにはAKB48の新旧メンバーの世代交代が描かれている
ジャケット分け、着用水着の色も分かれている
今までのAKB48の楽曲では前田敦子や大島優子、篠田麻里子などのいわゆる旧メンバーと呼ばれるメンバーと、渡辺麻友、松井珠理奈、島崎遥香などのいわゆる新メンバーが混ぜられてジャケットなどに登場することが多かったです。
しかし、この「真夏のSounds good !」では旧メンバーと新メンバーにはっきりと分けられています。
また、MVでも旧メンバーと新メンバーで着用する水着の色が違い、旧メンバーはクリーム色のような水着で新メンバーは真っ白な水着を着用しています。
CMなどではサビの部分でダンスをしているところが流れていることが多かったので、水着の色の違いまで気付いていない人も多いのではないでしょうか。
MVの内容でも新旧交代がテーマとなっている
MVでは旧メンバーが何かの病に侵されているところを新メンバーが助けにくるというシーンが描かれています。
その後真っ白な水着を着用した新メンバーたちに旧メンバーが合流して全員で踊っているシーンへ。
曲の途中からは以下の旧メンバー&新メンバーの各ペアで手をつないで移動するシーンがあります。
また、MV内だけではなく「真夏のSounds good !」をTVなどで披露するときにもこのペアでパフォーマンスを行っています。
- 前田敦子&渡辺麻友
- 大島優子&渡辺美優紀
- 高橋みなみ&松井珠理奈
- 柏木由紀&城恵理子
- 篠田麻里子&兒玉遥
- 小嶋陽菜&島崎遥香
- 板野友美&岩田華怜
- 指原莉乃&山内鈴蘭
- 高城亜樹&加藤玲奈
- 松井玲奈&木本花音
- 山本彩&入山杏奈
最後はワンピースを着た旧メンバーに新メンバーが出迎えられて、全員一緒になるというシーンが描かれています。
抽象的なSFの世界のため解釈は個々ありますが、筆者は旧メンバーから新メンバーへの世代交代が描かれる一方でどちらも1つのAKB48というグループだという仲間の絆も表現されているのではないかと感じました。
そして、上記の内容が描かれているMVとは別バージョンのMVもあります。
もう1つのバージョンでは「ダンスシーン」だけが収録されています。
歌詞の内容は甘酸っぱい恋模様
青い海と空、水平線というシーンが想像できる
どこまでも青い海と空
ぼく達の関係に似てる
水平線は交わってるのに
そう、今はまだわがままな妹のようさ
出典: https://twitter.com/48hiKutsu_bot/status/914127911229128704