きゃりーの自己表現「ファッションモンスター」

日本の女の子なら、ここまで自由に解放されていい!そんな主張を頭の固い大人たちにぶつける「ファッションモンスター」こそ、きゃりーぱみゅぱみゅです。

それまで彼女をどう表現していいかピンときていなかった一般の視聴者が、彼女の強さと人気の源に気付いたシングルです。

鉄の首飾りをはずしてただ自由にいきたいだけ

出典: https://twitter.com/KPP_lyrics/status/905630117115772928

このせまいこころの檻もこわして自由になりたいの

出典: https://twitter.com/bot46652903/status/907017283008028672

相手の満足のために可愛くするのではなく、自分を肯定して自由に生きるために「KAWAII」を選び、それで人を勇気付ける。きゃりーの「KAWAII」の定義です。

世界が彼女に恋をした「つけまつける」

「オリジナリティを追うために、変じゃない?と言われるリスクを受け入れる姿は、マドンナに似ている」

アリアナがそう語ったKPPの1stシングルです。

CD発売に先んじて、2011年12月7日に邦楽では史上最多を誇る73カ国で先行配信がスタートしました。

KPPプロジェクトが、最初から世界を目指していたことがうかがえます。

さみしい顔をした小さなおとこのこ 
変身ベルトを身に着けて笑顔に変わるかな 
おんなのこにもある付けるタイプの魔法だよ

出典: https://twitter.com/kotonohanet/status/904149960651816960

自信を身につけて
見える世界も変わるかな
同じ空がどう見えるかは
心の角度次第だから

出典: https://twitter.com/locoheadzpez/status/903119079514312704

きゃりーが歌うことで堂々と市民権を獲得したアイテムはたくさんあります。

「つけまつげ」もそのひとつではないでしょうか。

こっそり付けていたつけまつげを「心の角度を上げて見える世界を変える変身魔法」と歌うことで、女の子たちのメイクに対する意識が変わった瞬間です。

ハロウィンといえば「もったいないとらんど」

「日本のハロウィン」のテーマソングのひとつとして、すでに定着しているのが「もったいないとらんど」です。

ファッションモンスターが魔女となり、オバケと一緒におしゃれにダンスするパフォーマンスに、大人も子供も大盛り上がりしました。

もっといたいから もの足りないから いじわるなこともしちゃう

出典: https://twitter.com/KPP_lyrics/status/907124947318796288

ボクのわずかな期待が パレードの光みたいになったら
思い出と共に残る キミとふたり 星空の中で眠りにつくよ

出典: https://twitter.com/CmeloBot/status/887134973089562625

ハロウィンで出会ったおばけの子が恋をし、一日しかないこの出会いを思い出に残して欲しいと願いながらイジワルをします。

そんな期待がハロウィンパレードを彩る光となり、星になり、できるなら夢の中で会いたいと歌います。

お父さんに贈る「ファミリーパーティ」