UVERworldがファンを魅了して止まない理由
UVERworldがファンを魅了して止まない理由の一つは、彼らの楽曲の中にメンバーの生き様がそのまま描き出されているということではないでしょうか。
なかなか照れくさくて言えないような熱の籠った内容が記された彼らの楽曲。
音楽に乗せればそういうことも言えてしまうという側面はありますが、彼らのそれは音楽だからとかそういうことを抜いて、全て本心なのです。
ハッタリは一つもありません。
楽曲で熱いことを言うにしても、実際にその生き方を体現しているから説得力があるのです。
初期の楽曲も熱い!「Just break the limit!」を紹介
今でこそ多くの人に浸透している彼らの熱さですが、それは初期の頃から変わりません。
そう、今回紹介するのは彼らがデビュー3年目の2008年6月11日にリリースした楽曲「Just break the limit!」です。
UVERworld初となる両A面シングルである。
「激動」はテレビ東京系アニメ『D.Gray-man』のオープニング曲の、「Just break the limit!」は、ポカリスエットが独占提供しているミニドラマ『ブカツの天使』の主題歌(中部・南東北エリアのみ)のタイアップに起用されており、UVERworld初となるダブルタイアップとなる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/激動/Just_break_the_limit!
実は初の両A面シングルにして初のダブルタイアップという、記念すべき作品だったりもします。
「今限界を超える!」という意味を持ったタイトルからしてもうすでに熱さが伝わってきますが、この曲の注目すべき点は歌詞がTAKUYA∞の実体験に基づいているということ。
これは胸に迫る内容であることも約束されたようなものですね!
レコーディング風景を収めたMV
2018年現在から見れば10年前の楽曲ということで、MVではメンバーも若々しい姿を見せています。(今も十分若いですが…)
映像はレコーディング風景を収めたものですが、メンバー同士仲の良い彼らはMVの中だけでなく実際にもこんな感じなのでしょうね。
ちなみにデビュー当初はメンバーで一つの一軒家に住んでいたりもしましたね。
楽曲のメッセージが熱いだけでなく、こういうところにも少年漫画に出てきそうなレベルの絆の強さを感じさせられます。
一緒に暮らせば仲が悪くなったりもするものですが、それでいて尚仲が良いというのもまたすごいですね。
メロディ重視の楽曲でも際立つリズムアプローチの巧さ
UVERworldというといろんなことに挑戦した実験的なサウンドが印象的ですが、この頃の楽曲はこの曲のようなストレートなロックも多く見られます。
メロディも素直な印象で突き進んで行くようなイメージ。
ラップ部分はありませんが、それでいてBメロやCメロなどはほんのりラップ風に聴こえたり。
こういったメロディのしっかりした楽曲でも、やはりTAKUYA∞のリズム的なアプローチの巧さは前面に表れて来ますね。
さて、実体験に基づいているということで歌詞もますます気になります!
ここからいよいよその内容に迫っていくこととしましょう。
夢を書き出すことの本当の意味
思い続け心に描いた かなえたい100のページ
I believe 本当の勝敗はそこにあるんだ
出典: Just break the limit!/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞、彰
「叶えたいことを書き出してリストアップしておくといい」みたいなことはよく言われます。
思ったことを形にして残しておくことはそれだけ大事だということでしょうか。
しかし形にして残したとしても忘れてしまうことってありませんか?
目標を張り出しているのにいつの間にかただの背景と化していたり…。
それはきっと形にすることの理由を本当の意味で理解出来ていないからでしょうね。
そしてこの部分で歌われているのは「心に描く」ということ。
書き出すのはまさに心に刻むために書き出すのです。
大事なのは書き出すことではなくて、書き出すことで心に強く刻めているかどうかなのですね。