『EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~』とは

EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~(EXILE)は○○のCMソング?!歌詞はこちら!の画像

41作目のシングル

EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~』は、2013年4月リリースの41作目のシングルです。

オリコン週間チャートでは、2週連続1位を獲得しています。

また、複数のCMソングに起用されています。

・久光製薬「エアーサロンパス」

・富士通「ドコモ スマートフォン ARROWS NX F-06E」

・トヨタ自動車「TOYOTA HYBRID DRIVE to 2020」

どのCMも大手企業ばかりです。

さすが、EXILEと言えますね!

CMソングの他にも、同年に行われたEXILE LIVE TOUR 2013"EXILE PRIDE"」のテーマソングになっている曲でもあります。

これらも踏まえるとEXILEのメンバーが今作にかける思いが強いことが窺えますね!

メンバー○○の作詞

EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~(EXILE)は○○のCMソング?!歌詞はこちら!の画像

『EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~』は、メンバーのあの人が作詞をおこなっています。

それがボーカル担当のATSUSHIさんです。

EXILE結成当初からグループに所属しているATSUSHIさんですが、この曲に込めた熱い思いがあるようです。

災害や貧困、犯罪、戦争など辛く悲しい現実が多い昨今、それらの中に生きる人々の思いや繋がりを、形にしていけるような世界がいつかくればいいという思いが、その一つだそうです。

また、EXILEとしてのグループ現状の思いや不安、これからの希望なども込められているとのことです。

それらを集約してATSUSHIさんなりの解釈と言葉で表現したものが、この『EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~』という曲になったのです。

タイトルに「こんな世界を愛するため」という言葉が含まれていることにも納得ですよね。

歌詞

それでは実際にATSUSHIさんの思いが込められた歌詞をご紹介します。

一部を抜粋しながらご紹介しますので、ぜひ一緒に解釈していきましょう!

「ROCK PRIDE」

昨日までの時を越えて
繋がるはずの想い
手繰り寄せた その絆が ROCK PRIDE

出典: EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~/作詞:ATSUSHI 作曲:Sean"PHEKOOP"Phekoo

冒頭の歌詞になります。

過去から現在までの時を越えて、この曲に込められている「こんな世界を愛するため」の想いはきっと繋がっていく、という熱い心情が描かれています。

「手繰り寄せた絆」とは、きっとこの曲を聴いている人たちを表しているのでしょう。

この曲を通して、辛く苦しい逆境に立たされている人々が幸せに生きていけるように自分たちが一体何をするべきなのか。

そう考えた時に、EXILEは音楽という方法で少しでも貢献していきたいという思いが感じられます。

そしてこの「手繰り寄せた絆」たちが同じ思いで、少しでも世界を変えていけるようになればいいという願いが感じられますね。

「不安が押し寄せる」

新しい未来を
描こうとするほど
不安が押し寄せる this way...

出典: EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~/作詞:ATSUSHI 作曲:Sean"PHEKOOP"Phekoo

しかし、何かを始めようと試みることはとても勇気のいることです。

その気持ちが大きければ大きいほど不安はついて回ります。

けれど「新しい未来」を築いていくためには、その葛藤を乗り越えていかなければならないのです。

それはこれからのEXILEというグループとしての在り方でもあるのかもしれません。

派生していく弟分たちと共に成長していかなければいけないプレッシャー。

これがATSUSHIさんの、EXILEとしての不安でもあるのかもしれません。

「この世界はそんなに甘いもんじゃなくて」

Don't you know いつも
イメージしてる
綺麗な未来よりも
It's so real この世界は
そんなに甘いもんじゃなくて

出典: EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~/作詞:ATSUSHI 作曲:Sean"PHEKOOP"Phekoo

理想の未来を思い描くことは簡単でも、実際に行動に移すことは容易なものではありません。

世界中のみんなが笑って過ごせる日が来ることは、簡単なことではないのです。

「平和」の国である日本にいると、この感覚さえも麻痺してきてしまいそうになりますよね。

けれど世界中には、常に命の危機に怯えながら生きている子供たちもいることを忘れて欲しくはないのです。

ATSUSHIさんが切に平和を願う気持ちが表現されていると感じます。

そしてその一方で、音楽業界の世界も「そんなに甘いもんじゃなくて」と嘆いているのかもしれません。

常に真剣に、真っ直ぐに音楽と向き合っている真摯な姿が想像できますね。

「ミライへのカケラ」