【Diamonds/プリンセスプリンセス】”プリプリブーム”を呼んだ名曲！歌詞の意味とコードに注目

「針がおりる瞬間」というのは、CDではなくアナログレコードで音楽を聞くことを言っています。

音楽を好きで聞いていると、感動したり幸せな気持ちになったり、いやなことを忘れたり、ポジティブな気持ちになることは多いでしょう。

子供の頃に感じたそうした感動が、音楽を聞き続けたり、あるいは自分で演奏したり歌ったりするモチベーションになった人も多いと思います。

多分プリプリのメンバーもそうだったのでしょう。

その感動や記憶全てがダイヤモンドのように輝いているものなんだ、宝物なんだと歌っているのだと思います。

2番では、音楽に出会って純粋に感動していた時代からすこし成長します。

こうした恋愛描写はプリプリの曲の得意技と言ってもいいものですが、当時青春時代を過ごしていた女性ファンの共感を呼ぶものでした。

そしてやはり貪欲に楽しみたい、まだまだ物足りない、というポジティブなパワーを感じる歌詞です。

当時はまだバブルの余韻が残っている時代でしたので、そういうイケイケな部分を反映しているのかもしれません。

それと同時に、勢いを増しているプリプリの状態そのものを象徴している気もします。

優れたポップスは時代を反映するものですし、いろいろな解釈ができるものです。

「Diamonds」もそういう曲だと思います。だからこそ、時代を象徴する1曲になったのでしょう。

バンドをやって、売れ始めるといろいろな誘惑や汚いものも見えてくるでしょう。

純粋に音楽を楽しんでいた子供の頃に戻りたいと思うこともあったのだと思います。

それでも、自分が感じた感動は本物なんだ、その宝物のような思いを胸に自分たちは音楽を続けていくんだ、そんな決意が最後に歌われているのではないでしょうか。

「Diamonds」には、音楽と出会って人生が変わるほどの感動を覚えた気持ちがストレート表現されていると思います。

その真っ直ぐなパワーが、時代を超えて愛される魅力なのだと思います。

「Diamonds」の基本コードはE(ホ長調)です。

基本的なコードを1番で紹介しましょう。まずはAメロです。

続いてサビ前のブリッジ部分です。

それではサビのコードです。

最後のサビではこのコードが半音上がる形になります。

演奏する際には参考にしてください！

プリンセスプリンセスの「Diamonds」についてご紹介しました。

時代を超えて愛される名曲の魅力が少しでも伝わればと思います。

プリンセスプリンセスには他にも名曲がたくさんあります。

ぜひ、ベスト盤などで聞いてみて下さい！