「飲みニケーション」の世界は、リアルなサラリーマンの日常を上手に描いています。
酒が入ると気が大きくなり、余計なことを口走ってしまうのです。
酒の席でしか本音をいえない、気の小さい人間の小競り合いにしかみえません。
しかし口にしなかったとしても、心の中で上司と部下が良く思っていることです。
この歌詞の世界での小競り合いは、お互いの主張が両方とも正解でしょう。
もっと円滑な関係でいられるように、お互いが若干歩み寄ることで解決します。
そんな考えは全くないようです。
これからの展開はどうなるのでしょうか。
引き続きお楽しみください。
言い訳ばかり
キッパリ拒絶飲みニケーション
会社すなわち組織でしょ?
つまりそこから生まれる一体感
なので一切無いお前に期待感
上司に何頼まれても「ヤダ」って
お前の口癖いつも「でも」や「だって」
言い訳ばかりで良いわけがない
生き方姿勢を君変えなさい
出典: 飲みニケーション/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ.THE COMPANY
上司からすると指示を拒否する神経が信じられません。
確かに一度部下となれば、どんな人でも期待感を持ち指導します。
しかし悲しいことに、1つのアクションをできないことしか考えないのです。
どうしたら取り組みを達成できるかを考え、仕事と向き合わなければなりません。
この思考が働かない人は万年ヒラで終了です。
ケチ
変える?言い訳?意見です!!
言い訳より聞き分けないの危険です
とにかく本当無駄ばかり
くだらない雑用でよく俺腐らない
ただただ酒は嫌いじゃない
ダラダラ飲んでも未来がない
ほぼ毎晩で もう泣きたいです
何故二次会から割り勘って…!?
出典: 飲みニケーション/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ.THE COMPANY
酒は嫌いではないので付き合いますが、どうも2次会の割り勘が気に入りません。
しかし中間管理職の実情を、あたたかい目でみてください。
管理職になると残業代が支払われなくなり、一般社員よりも手取りが低いことがあるのです。
誘った以上は持ちたいけれども、小遣いも減らされ厳しい状況にあります。
「飲みニケーション」の大切さ
飲み会における立ち居振舞いも
仕事に活きることすら気付くまい
「言われてないから分からない」って
イカれてないかな馬鹿じゃない?
まるで口答えをする「中坊=子供」
言われてるぜお前は「給料泥棒」
何度言われても日々無い進展
指示待ち人間 キリ無い死んで──
出典: 飲みニケーション/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ.THE COMPANY
嫌がる「飲みニケーション」でも良いこともあります。
古い世代が築いてきた実績のノウハウを盗めることです。
コンプライアンスが厳しくなり少なくなりましたが、取引先との付き合いでも大切といえます。
しかし自らの物差しにあわせて、下の者を判断してはいけません。
自主性を育てるのは上司の職責です。
それが上手くいかないからといって、部下の責任にしてはいけません。
エスカレートしてもなぜか冷静
相当エキサイトしてきた2人の会話は、どのような展開を迎えるのか興味津々です。
全体的な流れをみていると、似たり寄ったりの2人ではないでしょうか。
残りの終盤戦も引き続きお楽しみください。
日頃のうっぷん
僕は死にません!!
曖昧な指示指導いりません!
いつもウダウダ言う割 フワフワ
結局最後は現場が喰らうわ
あんたのミス 何度後始末
知らねぇだろ また担当 アホに泣く
社長に媚びてるの 相当バレてる
はいはい5時です。 とっとと帰れ!!
出典: 飲みニケーション/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ.THE COMPANY
この上司は相当頼りないのだと感じてしまいます。
担当者が指示に振り回されて、頭を下げているのでしょう。
そんな上司がいつも先に帰宅するのが許せないようです。
上司が先に帰宅するのには理由があります。
いつまでも会社に残っていると、下の者が帰宅しにくいからです。
パソコンがあれば自宅でも十分仕事ができるので、先に帰っても問題ありません。
その代わりに朝1番に出社していると思うのですが、それをしていなければ単なるゴマすりでしょう。