『青春狂騒曲/サンボマスター』は歌詞カードに載ってない歌詞が存在する？！2種類あるMVに注目♪

「サンボマスター」は2003年にメジャーデビューしたパンクバンドです。ジャンルとしては正にど直球のパンクとなっており、シャウトやがなりなどを使い、熱い思いを叩きつける正統派になります。

メンバーはVo＆Gtの山口隆とベース近藤洋一、ドラム木内 泰史の3人。

ライブでの定評が高く、安定した演奏と熱いライブパフォーマンスに、山口隆の熱い説教が1度体験したら止められなくなります。

デビューは2003年7月に発売された「放課後の性春」。パンクロックバンド「オナニーマシーン」とのスプリットアルバムです。

「放課後の性春」の5ヵ月後にはフルアルバム「新しき日本語ロックの道と光」をリリースし、初回3000枚という少数販売ながら、都内のレコードのショップチャートで上位を記録。

その後、2005年に発売された「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」がドラマのEDとして採用され、一躍有名バンドの仲間入りを果しました。

「サンボマスター」のメンバーは全員が東洋大学出身であり、同大学の音楽サークルにて出会いました。

当初は山口隆と木内 泰史の2人だったのですが、のちに近藤洋一が加わり、バンドとして活動を開始。

結成当時はバンド名が存在せず、いくつか候補があったものの、無名のままでした。

しかし、初ライブの際にバンド名を付けなければならないということで、「サンボマスター」と急遽名付け、現在に至ります。

非常に仲のよいことで有名な彼等の姿は、山口隆のインスタなどで確認できますので、わきあいあいとした雰囲気を見たい人は、確認してみて下さい。

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それでは、早速本題の『青春狂騒曲』について触れていきましょう。

『青春狂騒曲』は2004年に発売された彼等の3rdシングルで、アニメ「NARUTO-ナルト-」のオープニングテーマに採用されました。彼等の青春味たっぷりの曲調にアニメがピッタリでしたよね。

そのお陰で海外での認知度も高く、アニメファンによるカバーなどがYoutubeなどの動画サイトにも多数アップされています。

曲の方はと言うと、ドラムから始まりギターのクリーントーン（山口隆はエフェクターを使わない）、そして山口隆の台詞から開始です。

非常にノリが良い曲なのですが、注目するのはギター、ベース、ドラムの絶妙なグルービング！ジャンルとしてはパンクなのですが、それだけじゃない奥深さがあります。

歌詞も含めて非常に頭に残る構成となっており、歌っているのか喋っているのか分からない部分など、非常に「サンボマスター」っぽい曲です。

『青春狂騒曲』の基本的な歌詞は単純にいえば応援ソングになります。まさに「サンボマスター」の真骨頂！

彼等の歌詞は非常に分かりやすくストレートであり、わざわざ深く解釈を考えることなく、すっと頭に入ってきます。

それだけに若い人たちから支持され、青春群像劇的雰囲気を持つ「NARUTO-ナルトｰ」のOPに抜擢されたのでしょう。

次の見出しで歌詞を一部引用しておきますので、彼等の熱い魂を受け取って下さい。

いかがでしょうか？やはり「サンボマスター」らしく非常に前向きな歌詞ですよね。

これに山口隆の叫びにも似た歌声が+されるので、その説得力はかなりのもの！何度も聞きたくなる名曲です。

今回は引用しませんが、のサビでは、そこからうってかわって、叙情的な雰囲気をもつ歌詞に移り変わり、励ましから癒しへと転換しますので、最後には感動を覚えられます。

この構成って凄く上手いので、真似してみたいものです。

それでは、歌詞カードにない部分に触れたいのですが、実はそこまで複雑なものではありません。歌の場所は曲の冒頭部分で、山口隆の気合入れのようなところです。

それでは気になる歌詞の内容なのですが、それは「Let's get come on, one, two 」です。非常に簡単な英語なので、特に和訳は必要ないかもしれませんね。

それでも一応訳しておくと、「いくぞ！１、２！」でしょうか。正に曲に気合を入れるための部分です。