当たり前の毎日が遠く遠くなっていく いつだって僕がここに居た意味も
夢が遠くなっていく 夢が遠くなっていく いつだってここに立ってたいのに

出典: 描いた日々に/ 作詞:内田直孝 作曲:内田直孝

この曲に描かれる風景は、誰しも一度は心に思い当たるのではないだろうか。

わかっちゃいるんだけど、しょーがないんだよ

そうやって流されてしまう自分にある日ハッとさせられる瞬間、これも誰しも心をギュッ握られるような思いがあるはずだ。

変わらない日々にどんどん夢が遠くなっていくやりきれない姿が、MVとともにせつなく描かれている。

描いていた毎日がすぐそこにあったんだ
手を伸ばせば届きそうなほど
きっとこんな毎日が未来を繋いでんだ
いつだってここに立てるよにと

出典: 描いた日々に/ 作詞:内田直孝 作曲:内田直孝

一回ポッキリの人生、収入や地位や名誉
そんなステータスなんか ぶち壊してしまえばいいよ
世界は廻ってるんだ 動き出した僕等が輝けるようにと

出典: 描いた日々に/ 作詞:内田直孝 作曲:内田直孝

「毎日」が遠くぼやけている、そんな風景が続き、グサグサと心に突き刺さる。

がしかし!最後のサビでその「毎日」がリアルに手に取れるようになり、何が本当に大事なのかを思い出させてくれます

ちょうどその部分でMVの中から「あきらめんなよ!」とセリフが投げられるタイミングも、絶妙な仕掛けだ。

3rd ミニアルバム「XNADIZM」

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波紋シンドローム

アタマに残るギターの旋律から始まるこの曲、音も歌詞これぞロック!と思わず叫びそうになる。

歌詞の中では男の欲望を見事にさらけ出しているが、理論的なようで本能をうまく表現している

最高に気持ちイイナンバーだ

願望を一斉放射 謳歌する愛の逃避行

出典: 波紋シンドローム/ 作詞:内田直孝 作曲:内田直孝

出だしからガンガンせめているフレーズ。

この部分にもうヤラれているファンはとても多い。

好みを選択 抜かりは無い あれやこれやで探し出したんだ
重要なのは結果コンポジション サムネだけじゃ分からぬパンドラボックス
そろそろ決断の時が近付く 唸るビートBPM176が刻むリズム
この指に託すんだ絶頂の未来を

出典: 波紋シンドローム/ 作詞:内田直孝 作曲:内田直孝

ここまで抽象的に核心に迫ることのできるヴォーカル内田の言葉遊びはハンパない!

3分半でイッちゃいたいなら 再生は決まりだ

出典: 波紋シンドローム/ 作詞:内田直孝 作曲:内田直孝

嗚呼、感覚細胞崩壊してるよ 溢れ出した精の波紋
体内中に連鎖して 痛いケド 痛いケド
ホコリ被った日々ならば きっと性の果てまで辿り着くから

出典: 波紋シンドローム/ 作詞:内田直孝 作曲:内田直孝

3分半でイッちゃいたいなら お遊びは終わりだ

出典: 波紋シンドローム/ 作詞:内田直孝 作曲:内田直孝

嗚呼、神経細胞崩壊してるよ 溢れ出した精の波紋
体内中に連鎖して 痛いケド 痛いケド
箍(タガ)を外した今ならば きっと性の果てまで辿り着くから

出典: 波紋シンドローム/ 作詞:内田直孝 作曲:内田直孝

サビに繋がる肝となるフレーズ「3分半で~」がとても印象に残る。

この部分に、この曲一番のエネルギーを感じるのは私だけではないはず。

そして、1回目の「再生は決まりだ」が2回目には「お遊びは終わりだ」と変わっていくフレーズと、

「ホコリ被った日々ならば」「箍(タガ)を外した今ならば」に変化するトコロ。

物語に起承転結があるように、欲望の増幅と到達がリアルに動いているのが想像できておもしろい。

五月雨と共に