別れた彼氏のことを歌うyonigeの「リボルバー」
先日、yonigeのYouTubeチャンネルにて公開された新曲「リボルバー」。
2018年10月3日発売予定のミニアルバムに収録予定の楽曲だそうで、いま多くの人の注目を集めています。
この「リボルバー」という曲は、別れた彼氏のことを思いながら歌った失恋ソングです。
失恋ソングといっても、失恋の悲しみやショックを歌ったような感情的な曲ではありません。
別れた彼氏のことを淡々と振り返るようなちょっぴりドライな歌詞が非常に印象的です。
別れたことに対してさほど大きな心の傷は受けていないような歌詞。
いや、むしろ終わった恋を懐かしんでいるといった印象さえ受ける曲になっています。
「リアルな光景」を歌うのがyonigeの魅力!
このような「ドライな視点で恋愛模様を描く」というのはyonigeの得意分野でもあります。
yonigeが作る多くの楽曲に共通していえるのが「感情的になりすぎていないこと」なんです。
一歩下がって客観的に物事をみているかのような視点で描いている。
だからこそ、リアリティのある歌詞が出来上がってくるように感じます。
後述する「リボルバー」の歌詞を見てもらうと、その感覚をよく強く感じることができます。
日常的に沸き起こる感情や、恋人とのリアルな生活をそのまま歌にしているからこそ、共感できる部分も多いです。
また、それが多くの人からyonigeが支持されている理由でもあります。
MVでダメ男を演じている若葉竜也さんにも注目!
若葉竜也さんの熱演がすごい!
リボルバーのMVでは、俳優の若葉竜也さんが出演しています。
若葉竜也さんといえば、いま大注目の俳優さんで「パンク侍、斬られて候」などの話題作にも多々出演中の方!
そんな若葉竜也さんですが、このMVの中ではグータラ生活を送っているダメ男を演じています。
歌詞の内容に合わせて演じていく若葉竜也さんはMVの中で見事な「ダメっぷり」を熱演。
リアルっぽさを感じる演技に注目が集まっているんです。
「この歌詞の主人公は、こんな感じのダメ男に苦労したんだろうな」と想像できるMVとなっています。
ユニークで見ていて飽きないMVとなっているので、ぜひチェックしてみてください。
タイトルのリボルバーってどんな意味?
リボルバーとは拳銃のこと
ところで、曲のタイトルにもなっている「リボルバー」の意味をご存知でしょうか。
リボルバーの意味は、以下の通りです。
回転式拳銃(かいてんしきけんじゅう)は、拳銃の一種。英語名または片仮名ではリボルバー(Revolver)と呼ばれる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/回転式拳銃
そう、なんと「拳銃」のことを指しています!
ドライで淡々とした歌詞の内容とは真逆で、なんだか激しさを感じるようなタイトルでもありますね。
歌詞の中にも「リボルバー」という言葉は一切出てきておらず、リボルバーに関連するような言葉も見つかりません。
それにも関わらず、なぜこのようなタイトルになったのでしょうか。
これはあくまでも筆者独自の見解ではありますが、恐らく拳銃(=リボルバー)で心を撃たれた後の虚無感を表現したかったのではないかと受け取れます。
もしかしたらこの歌詞の主人公、初めは恋人と燃えるような恋に落ちていたのかもしれません。
ダメ男ではあるものの、それさえも気にしないほど強く惹かれる何かがあったのでしょう。
それこそ、拳銃で胸を撃たれたかのような感じだったのかもしれません。
しかし、時間が経つにつれて恋人のダメ男っぷりが分かりました。
そして気持ちはどんどん冷め、撃ちぬかれたはずの心には虚無感しか残っていなかった。
あくまでもひとつの解釈ではありますが、そんな見方もできますね。
ただ、このタイトルになった本当の理由については「yonigeのみぞ知る」といったところでしょう。