大阪寝屋川市出身ロックバンド【yonige】

センチメンタルシスター【yonige】の心に刺さる歌詞の意味に迫る!MV&コード譜情報あり♪の画像

今注目のガールズバンドyonige。大阪府寝屋川市出身の牛丸ありさごっきんの二人にて構成されています。

特徴のあるセンセーショナルな歌詞とポップな音楽、ファッション性のある2人のスタイルが、多くの若者から反響があり、今まさに波に乗っているバンドの1つです。

yonigeがフィーチャーされるようになったのは、ファーストミニアルバム『Coming Spring』にて収録された楽曲『アボカド』

別れた彼はいまモデル級にかわいい女の子と付き合ってる…そんな子が趣味だったの?なんて、女子がした苦い経験を歌ったこの歌。

そんな『アボカド』のMVを見た人から口コミで瞬く間に広がっていきました。作詞をした牛丸の怒りと投げやりのない気持ちにかなり共感を呼んだようですね。

「彼にアボカドを投げつけた。彼に投げつけたアボカドがつぶされた」、という歌詞内の表現も牛丸の実体験だそうです。強烈です。

【センチメンタルシスター】とは一体どんな楽曲?アルバムとMVから解説

今回取り上げる【センチメンタルシスター】とは一体どんな曲なのでしょうか?MVの解説とともに、曲が収録されたアルバムの概要についてご紹介します。

ミニアルバム【かたつむりになりたい】に収録

センチメンタルシスター【yonige】の心に刺さる歌詞の意味に迫る!MV&コード譜情報あり♪の画像

【センチメンタルシスター】はyonigeのセカンドミニアルバムとなる【かたつむりになりたい】に収録されています。

恋愛のごたごたに疲れた、という楽曲も多いyonige。やるせない気持ちが、性別がないかたつむりになりたい、というアルバムタイトルからもくみ取ることができますね。

このミニアルバム【かたつむりになりたい】は、反響が大きかった前作の『Coming Spring』の次作ということで、作詞作曲をしている牛丸にとっては、プレッシャーとなっていたようです。

しかし、そんなプレッシャーがあったことも感じさせない完成度の高い楽曲と、yonige独特の世界観には脱帽です。

MVはモーショングラフィックスを使用しポップな仕上がり

yonigeの楽曲のMVは、ストーリー性を感じられるものが多く、楽曲の最後まで視聴者を惹きつけるものが多いです。

その中でも【センチメンタルシスター】は特に、モーショングラフィックスを使用し現代アートチックな仕上がりとなっています。まずはMVをご覧ください。

モーショングラフィックスの中で歌う牛丸のイメージの間には、

歌う牛丸の口元をアップしたもの、ごっきんが歩いたりカメラを見つめる姿を映したもの、ホテルと思われるベッドに横たわる牛丸などが次々に映され表現されます。

グラフィックスを利用することで映像全体が重くなりすぎず、非常にバランスが取れたものとなっていますよね。また、ポップなカラーやマシュマロが、2人の可愛さも引き立てています。

やりきれない思いを歌った【センチメンタルシスター】の歌詞解釈


少々難解な部分も多いyonigeの楽曲の歌詞若い女の子の複雑な気持ちをそのまま表したかのような、ちょっと解釈の難しいパートも多いです。

それが、多くの人から支持される理由の一つでもあるのですが、やはり意味を知りたい!そんな方のために、【センチメンタルシスター】の歌詞の意味をかみ砕いてご紹介していきたいと思います。

シスターは何でも許すことができる優しさを持っている

過ぎ去ってしまったことに対してどうしようもできない思いを隠せない、どうしたら良いのかわからないという気持ちを歌った【センチメンタルシスター】。

冒頭はシスターに、自分が許せないと思えることを打ち明けるところからスタートします。

ねえシスター聞いてよ
わたしには許せないことがあって
仲の悪いパパもママも
女とヨリを戻した彼も

ねえシスター聞いてよ
わたし忘れられないことがあって
君と僕の最終回
その日の街灯の光も

出典: センチメンタルシスター/作詞:牛丸ありさ 作曲:牛丸ありさ

彼と別れた日のことを忘れられないという気持ちを表現しています。街灯の光がどんな感じであったことも覚えているくらい、その日が記憶に刻み込まれていることがわかりますよね。

「どうなったっていい
大好き」だなんて思うと通じないし
「もうなんだっていい
誰でもいい」って思うとしょうもないし

センチメンタルシスターが許して
泣かせた君も救われる
センチメンタルシスターが代わりに
君の過去を許して救うよ

出典: センチメンタルシスター/作詞:牛丸ありさ 作曲:牛丸ありさ