パスピエの「永すぎた春」を紹介!
2016年7月にリリースしたパスピエの「永すぎた春」。
ライブやフェスでもよく演奏される曲なので、ファンなら知っている曲ですよね!
パスピエの「永すぎた春」はとても耳心地が良くて美しい曲なんです。
一度聴くと、虜になること、間違いなしです…!
最近、パスピエを聴いてないという人も「永すぎた春」を聴いたらまたハマってしまいますよ。
三島由紀夫の作品が由来となっている!
「永すぎた春」。
この曲名を見た時に「あれ?どこかで見たことあるような…?」と思った方もいるのではないでしょうか?
実はパスピエの「永すぎた春」は三島由紀夫の小説「永すぎた春」が由来になっています。
説得力があるキャッチーな言葉にしたかった
パスピエの曲は「和」と「ニューウェイブ」を取り入れた曲が多いですよね!
「永すぎた春」ももちろん「和」と「ニューウェイブ」が融合している曲になっています。
(そして、なんだかどこか懐かしいけど近未来感も感じることができますよ!)
「”和”と”ニューウェイブ”を取り入れながら、説得力があるキャッチーな言葉がほしい!」
こんな風に考えた作曲とキーボード担当の成田ハネダさん。
そこで…好きな小説家の三島由紀夫の「永すぎた春」の作品名を思い出したんだそうです。
大胡田なつきさんも好きな小説家!
そして、ボーカルであり作詞を担当している大胡田なつきさんに提案したところ…。
大胡田なつきさんも三島由紀夫の小説が好きだった!
…ということで「永すぎた春」という曲名で歌詞を考えていったんだそうです。
同じ小説家が好きな人達が集まっているパスピエ。
だからこそ、素敵な作品を生み出すことができているのかもしれませんね!
パスピエの「永すぎた春」の歌詞を紹介!
では、パスピエの「永すぎた春」の歌詞を紹介します。
ちなみに三島由紀夫の「永すぎた春」を読んでいなくても問題はありません。
パスピエの「永すぎた春」の作詞していた時には大胡田なつきさんも読んでいなかったんだとか!
そのため、大胡田なつきさんの世界観で「永すぎた春」を歌っていますよ。
儚い。それは美しい。
儚いものこそが、美しいものであった。
出典: 永すぎた春/作詞:大胡田なつき 作曲:成田ハネダ
パスピエの「永すぎた春」の出だしの歌詞です。
儚いものってなんでしょうか…?
そして「儚いもの」を「美しい」と表現しています。
パスピエの「永すぎた春」の「儚いもの」とは何なのかを考えながら、次に進めていきましょう。
良い出来事があっても悩んでしまう
風が吹いた 猫が鳴いた 大事件だそうで
全部拾って 拡散して お祭り騒ぎ
世界中が浮き足立って 大義名分掲げて
それでもやっぱどこか不安で 出直したり悩んだり
出典: 永すぎた春/作詞:大胡田なつき 作曲:成田ハネダ
好きな人と結ばれた!!
自分史上最大の良い出来事があった!
拡散してほしいぐらい、良いことが起きた!
世界中でパレードが起きるほど良いことがあった!
…でも、幸せが絶頂でも「なにかあるのでは…?」と不安に思う時ってありませんか?
好きな人と付き合うことになったけどうまくいくのか分からない…。
こんな風に思ってしまったことって誰もが一度はあるのでは…?
「大丈夫!!」と気持ちを奮い立たせても「でも…やっぱり…」と悩んでしまうものです。