圧倒的な世界観

【SEKAI NO OWARI/Error】歌詞解釈!愛とは…強さとは?!永遠の命題を問う内容が深いの画像

SEKAI NO OWARIといえば、その世界観が魅力。

今回ご紹介する楽曲Error」もロボットの恋がテーマ。

その他にも独特なファンタジーな世界観が確立された曲がたくさんあります。

「Error」をご紹介する前に、他の独特の世界観がある曲もご紹介したいと思います。

よくそんなテーマ思いつくね!と思わず言ってしまいそうなものばかり。

まるで童話の本を読んでいるようです。

では少しその本を覗いてみましょう。

「スノーマジックファンタジー」

この曲は雪の妖精との恋のお話。

なんともロマンチック。

スノーランドという雪山しか知らない孤独な雪の妖精

そして誰にも愛されることなく生きてきた主人公

この2人が出会い恋に落ちます。

でも人間と妖精の恋というものが叶うのでしょうか。

ロマンチックでありながら、ちょっぴり切ないけどハッピーでもある恋のお話。

素敵ですね。

「ムーライトステーション」

こちらはかぐや姫との恋です。

銀河列車が東京の街にやってきてかぐや姫と出会います。

花火大会で一緒に花火を見たり、一緒にビールを飲んだり。

でもかぐや姫はいつかは月に帰らなくてはなりません。

いつかは来るお別れ

2人はどんな言葉を交わしてお別れをするのでしょうか。

銀河列車やかぐや姫が出てきますので、現代風和風ファンタジーといった物語。

「マーメイドラプソディー」

こちらはマーメイドの恋のお話。

今度は女性側目線の物語です。

この物語の中のマーメイドはアクアリウムの硝子の中でずっと過ごしています。

周りの人々は彼女を海に返してあげるべきだと言います。

しかし彼女はそれを特に望んでいるわけではありません。

「自由」か「不自由」かは、人それぞれ捉え方が違います

マーメイドは「彼」に会えるこの場所が好きなのです。

一体このマーメイドの恋の行方はどうなるのでしょうか。

「不死鳥」

最後にご紹介するのは、「Error」と同様、ロボットのお話。

少し違うのはロボットと人間との恋のお話だということ。

その物語を通じて、終わりがあるということ=「死」について考えさせられます。

一見はただの恋物語ですが、テーマはとても哲学的なところにあります。

世界観を生み出す「音」

自然界や日常の音

それぞれのファンタジーの物語を作り出す要素として重要なのが音。

例えば先ほど挙げた「マーメイドラプソディー」での音。

水の中の気泡が水面に出るとき「ポコッ」と音がしますよね。

その音を録音して音階をつけて楽器のように演奏しています。

見事に水の中の雰囲気が出ています。

他にも実際の踏切の音を録音して使用している曲もあります。

それも臨場感を出す為マイクを回転させながら録音してレコーディングしています。

この音へのこだわりが独特のファンタジーの世界観をまた一層強めます。

ゲーム音や機械音