君の青い車で海へ行こう おいてきた何かを見に行こう
もう何も恐れないよ Oh…
そして輪廻の果てへ飛び下りよう 終わりなき夢に落ちて行こう
今変わっていくよ
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36178
青い車は、彼女の車なんですね。2人で青い車で、今までのことを振り返りつつ、生まれ変わる旅に出発した、旅立ちの歌の様にも聞こえます。
おそらく何かが変わると信じての出発でしょう。夢を見て、その夢を追いながら、自分たちは今こそ変わって行くと信じていますよね、
まわりの景色も変化して
過去を振り返りながら、変わりつつある2人にとって、まわりの景色までもが違って見えて来るということではないでしょうか。
ほんの少し、自分の中で変化が生まれただけで、自然の中にある全てが、今までとこんなに違って見えるなんて…と驚くことがありますよね。
この歌に出てくる恋人たちも、心の変化とともに、まわりの景色が違って見えることに気づいたのだと思います。そして、何気ない平凡なものであればある程、美しいのだということを歌っているのだと感じます。
それは素晴らしい発見
何もかもが輝いて見えて、美しい光や景色の中で、いろんなことをしみじみと感じている様ですね。
この男女はきっと、この日の旅立ちを、ずっと前から考えていたのでしょう。そこに行きつくまでにも悩んだり苦しんだり、2人で喧嘩したり、いろんなことがあったと思います。
いろんな壁を乗り越えた2人は、前よりももっと、恋人同士として良い関係を築ける様になっていると思えます。
この「青い車」は、これまでの過去の暮らしや経験の中から、何かかけがえのない発見をした、恋人たちの新しい出発の歌だと確信しました!
何も怖いことはない
君の青い車で海へ行こう おいてきた何かを見に行こう
もう何も恐れないよ Oh…
つまらない宝物を眺めよう 偽物のかけらにキスしよう
今 変わっていくよ
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36178
「偽物のかけらにキスしよう」なんて、ちょっと思いつかないフレーズですよね。「つまらない宝物を眺めよう」という言い方も面白いですね。ここに草野さんは、どういう意味をこめているのでしょう。
きっと、まわりにあるどんな小さなものでも、意味があって、なんでもない出来事も貴重だと言いたいのでは?たぶん、人が生まれ変わるとはそういうことだと思います。
どんなことも新鮮に心に響くし、何も怖くない、強い2人になれると言いたいのかもしれませんね。
落書きが踊る?
潮のにおいがしみこんだ 真夏の風を吸いこめば
心の落描きも踊り出すかもね
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36178
心の落書きというフレーズだけでも、すごくセンスを感じるのに、その落書きが踊るだなんて、草野さんという人は、なんておしゃれな歌詞を書く人なのでしょう!
心の落書きが踊るって、どういう風?と考えてみましたが、真夏の風を吸い込んで踊り出すというのですから、きっと、深呼吸して、心がすごく新鮮な気持ちになれるということなのかな?と。そして、すごく弾む、ウキウキした気持ちも伝わって来ますよね。
恋人たちの新たな始まりを祝う、草野さん独特の歌詞と言えますね。
まとめ
スピッツの「青い車」の歌詞を、難しいけれど、すごく前向きに解釈をしてみました。
草野さんの作る詞は、本当に独特でおしゃれで、誰にも真似できないフレーズを考えますね。今回の解釈よりも、もっともっと深い意味があるというのは良くわかっております。でも、根っこはきっと、今日の解釈の様なことなのだと思うのです。
何年も同棲中の、愛し合うみなさん。マンネリ感を打破したいと感じている時に、このスピッツの「青い車」を、どうぞ聴いてみてください。ちょっとだけ、変化があるかもしれませんよ。
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