全てを出し切って燃え尽きたいという強い決意と、葛藤を乗り越えたからこそのやさしさのようなものが感じられますね。

最初は世の中の「波」に呑み込まれてしまわないようにと、一人で孤独な戦いをしていた自分。

その孤独感はイラストにも表れていました。

しかし、最後の部分の歌詞では、自分一人ではなく「仲間」の存在も感じられます。

自分らしさを失わないようにと葛藤した結果、他人の存在も受け入れられる強さややさしさを手にしたのでしょう。

「緑風」という春を思わせるようなタイトル、そしてMVで描かれるイラストに浮かび上がった穏やかな女性の表情。

それらとも重なるラストとなっています。

等身大のThe Floor?

「緑風」に投影された葛藤

MVとともに見てきた「緑風」、いかがでしたか?

札幌出身のアーティストらしい自由さも魅力のThe Floor。

その「自分たちらしさ」を保ちながら、これからの音楽シーンをどのように生きていくべきなのか。

メジャーデビュー2年目の彼らの、等身大の葛藤が映し出された楽曲でもあるのかもしれません。

これからのThe Floorの楽曲にはどんな世界観が描かれていくのか、注目しましょう!

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楽曲における「革命」の意味がとても分かりやすく解説された記事です。

2017年にメジャーデビューしたThe Floor、彼らの魅力を鮮明に伝えるMV「革命を鳴らせ」がYouTubeなどで話題になっています。「革命を鳴らせ」の真意とは? MVや歌詞から垣間見られる信条などを深掘りしていきます。

ファーストミニアルバムである「Clover」。

こちらは雨の中で撮影されている印象的なMVの魅力が解説されています。

2018年にメジャーデビューしたロックバンド「The Floor」。その1stアルバムに収録されたこの「Clover」という曲。北海道発の4人組のMVはとても可愛らしく、思わず微笑んでしまいます。それにしても雨の中大はしゃぎしている理由は何なのでしょうか?無邪気なMVに迫ります。

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