如何だったでしょうか?
日々のストレスから逃げ出したい一心で、主人公は行き先も決めず電車に飛び乗りました。
何となく降りた街の何でもないバーに立ち寄り深酒する事に決めましたが、それでも完全に現実から逃げる事は叶いません。
自分と同じように皆、酒の力を借りる馬鹿に見えたのです。
記事タイトルにある毒と雨の表現についても色々な事が見えてきましたね。
毒は酒、雨は試練や困難を表す言葉でした。
嫌な事があれば簡単に毒を飲み楽になろうとする大人。
その一方でキラキラと今を生きる若者は酒ではなく雨を全身に浴び、困難に立ち向かうのです。
現実逃避にやって来た主人公。
しかし、結果的には自分の存在が如何にちっぽけであるかを見せ付けられるような形になってしまいました。
このまま折れてアルコール中毒に陥ってしまうのか。
はたまた「ワンナイト・アルカホリック」で人生を立て直す事が出来るのか。
学生を見て羨ましいと感じる事の出来る主人公ですから、是非ともここから這い上がってもらいたいものですね…!
最後になりましたが、酒に関する他曲の考察記事リンクを掲載させて頂きます。
よろしければそちらも併せてご覧下さい。
石原裕次郎【ブランデーグラス】歌詞徹底解説!酒を交わす男女の微妙な関係とは?情緒溢れる歌詞を味わおう - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
昭和の大スター石原裕次郎。夜のお店で花開く懐かしの名曲の歌詞を独自目線で読み解いていきます。
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