【最後までⅡ】Aqua Timez10周年の意思表明をここに見る！PV&歌詞に込められた意味を解説

近くにいることが絆を生むわけではありません。

絆という概念を目の前にして、物理的な距離は意味をもちません。

大切なのはどれだけ共有できるものがあるかというところだと思います。

たとえ考えが相容れず共感できないことがあったとしても。

それを互いが認め合うことができれば、互いを認め合ったという時間を共有できます。

それが絆に繋がっていくのではないかと思います。

これは先ほどの歌詞と一緒の歌詞ですね。

夢は諦めるまで終わりません。

自分が走れなくなったその時点が最後です。

逆に走りを止めなければ、いつかは必ず夢にたどり着くということですね。

この部分の歌詞からは崩れかけている相手を鼓舞するようなイメージが湧いてきます。

失敗しないことが目的ではない、むしろ成功のために失敗するほうがいい。

また他人が笑ってたからもうダメだと心折れてしまうではない。

自分が諦めない限り、歩みを止めない限り、ずっと物語は続いていくのだ。

だからまだ諦めるなよ！という強い意志がこもった歌詞になっていると思われます。

祈りというは本当に最後の最後にすることです。

自分ができる全てのことをやりつくして、もう何もやれることがなくなった時に人は祈ります。

しかし、そこまで深刻な状況というのはなかなかありません。

もう何もできないと思っていても何かできることがあります。

まだまだできることはたくさんある。

簡単に祈ってしまうほど、人間は弱くはできていない！

だからまだ頑張ってみようぜという意志が込められた歌詞を最後にこの歌は終わります。

この歌の歌詞の意味は自分の夢なのだから、他人任せにせず、諦めるな！ということに収束しますね。

自分の力で未来を切り開いて行けというメッセージが込められている気がします。

弱気になりながらも頑張っている人にエールを送っているそんな風に思える歌です。

前曲「最後まで」は「あなたが一緒にいてくれたから頑張れる」というニュアンスの曲でした。

しかし「最後までⅡ」は「自分の力で走り出せ！」という曲でした。

前はあなたがいてくれたから走ることができた、でも今度は自分の力で走り出す！

というつながりをこの2曲から見ることができますね。

「最後までⅡ」の歌詞解説、いかがだったでしょうか。

残念ながらAqua Timezは2018年に年内解散を宣言したバンドです。

彼らの歌う曲はストレートな歌詞でわかりやすく、胸に突き刺さるものがあります。

また、現在でも彼らの曲はカラオケで歌われたりと、多くの場所で耳にします。

興味を持たれた方は、ぜひほかの曲も聞いてみてはいかがでしょうか。

こちらもAqua Timezを代表するといっても過言ではない曲です。

ぜひご覧ください！