楽曲「オレンジノート」

ファン待望の音源化

ももいろクローバーZ【オレンジノート】歌詞解説!叫びたいほど好きなら…君と僕の物語はもう始まっているの画像

「オレンジノート」は、ももクロがメジャーデビューを果たした2010年頃に制作されました。

当時はライブでしか聴くことができなかった激レアな楽曲です。

「オレンジノート」のポップな歌と独特な振り付けがももクロらしさをより際立たせています。

サビでは会場が一体になって飛び跳ねるところもあり、ファンも楽しめる楽曲です。

ももクロの中にはいない"オレンジカラー"

一説では、このオレンジカラーはファンのことなのではないか?と囁かれていました。

実際、「オレンジノート」限定のオレンジのペンライトも過去に発売されていたみたいです(笑)

そのライブ限定楽曲が音源化されたのが、2011年のことでした。

今まではライブに行った人しか聴くことができなかった曲がいつでも聴けるようになったのです。

ファン待望の「オレンジノート」音源化でした。

収録情報

アルバム「バトル アンド ロマンス」収録

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ファン待望の音源化ですが、シングル曲ではありません。

2011年7月にリリースされたアルバム「バトル アンド ロマンス」に収録されました。

ライブ限定楽曲というイメージが強く、特別感のある「オレンジノート」。

もちろんファンからの人気も絶大な楽曲ですが、初めは音源化する予定は無かったそうです。

しかし、メンバーの強い希望により収録されることになりました。

高城れにお気に入りの曲

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ももクロメンバーの中に、特にこの楽曲に強い思い入れがあるメンバーがいます。

それは、ももクロの紫担当、高城れにさんでした。

「オレンジノート」は、高城さんの曲!と言われるくらい大好きなのだそうです。

2010年に楽曲が制作された頃は、ももクロはまだ6人編成の頃でした。

「オレンジノート」のライブパフォーマンスでは、メンバーがマイクをお互いに向けあうところがあります。

メンバーが6人いた頃は、2人1組でマイクを向けあっていました。

5人編成になった後は、高城さんがセンターでお客さんにマイクを向けるパフォーマンスになったのです。

このパフォーマンスを見ると、ももクロとファンが一体になれるような感じがします。

高城さんもそんな素晴らしい景色が見られるのが好きなのかもしれませんね。

歌詞を解説

伝わらない気持ち

駆け出した気持ち届くの?
言葉は空に消えていくよ

出典: オレンジノート/作詞:ツキダタダシ 作曲:ツキダタダシ

この歌い出しの部分は、メンバーがマイクを向けあって歌うパフォーマンスのところです。

もしかしたら、カラオケで真似しながら歌ったことがあるファンもいるのではないでしょうか?

走り出したくなるくらい、君への気持ちが高まっている様子がわかります。

わぁー!!っと叫びたくなる瞬間。

それは君への言葉が届かなくて、もどかしい気持ちかもしれません。

想いをうまく伝えられない自分への悔しさもあるでしょう。

相手に伝わらない言葉は、もちろん相手の心には残りません。

だから無かったことになってしまい、最初から言わなかったことと同じ…。

でも、そのまま伝わらないままだとやっぱり後悔してしまいますね。

君に会える限られた時間

カーテン越しの校庭の隅で
踊る君を見つめてた
放課後にだけ君に会えるよ
僕と君だけの秘密

出典: オレンジノート/作詞:ツキダタダシ 作曲:ツキダタダシ

"カーテン越し"というワードから浮かぶ光景があります。

僕は校舎の窓から、外で踊っている君を眺めているのです。

授業が終われば、好きなことをして輝いている君の姿をずっと見ていられる…。

君への想いが溢れすぎて、その瞬間が嬉しくてたまりません。