words up
6am sending ya mail 画面にkissして I'm about to go
let me see ya心も twenty-six そろそろ着替えの time
素足に馴染んだ高めのhealで walking out of my door
watching me out本気を ここからが勝負 C'mon

出典: ALARM/作詞:JUSME 作曲:MONK

「words up」は「その通り!」という意味。

あいづちとして使うスラングですが、何に対してあいづちを打っているのでしょうか。

午前6時にメールを送って携帯の画面にキス。

携帯の待ち受けにはきっと大事な人の写真が。

恋人の写真という事も考えられますが…

この場合はきっと安室さんのお子さんの写真なのではないでしょうか。

「そろそろ行くところだよ」と写真に話しかけています。

分かりやすくいうと、「ママ、もう行くからね」と早朝のため直接会えないお子さんに話しかけている。

そんなシーンなのだと思います。

そして「let me see ya」と自問自答。

もう中身も26歳。大人の女性と言える歳です。

そろそろ服装も大人っぽく着替える時期。音楽性も同様です。

「words up」はこのことに対してあいづちを打っているんだと思われます。

「素足に馴染んだ高めのheal」…

馴染んでいるという事は普段から履いているのでしょう。

そのままハイヒールを表しているわけではなく、聴きなれた音楽をそんな風に表したのではないでしょうか。 

安室さんの大好きなヒップ・ホップやR&B。

それらに本格的に取り組んでくことに対しての決意。

それを歌詞で歌っているのです。

忙しい毎日

tick tack lady, tick tack baby
girl sing it, lai la la lai 無我夢中で
drive me crazy, drive me bump bump
boy, shake it up, here we go 未知の世界
tick tack lady, tick your body
戻らぬ過去の話はnone sense
kick me harder, kick my booty
今だけを確実に生きてく

出典: ALARM/作詞:JUSME 作曲:MONK

印象的なサビの歌詞です。

「tick tack」は時計の針の音を英語で表したもの。「チクタク」ですね。

仕事の忙しさを表しているのかも知れません。

これまでのアイドル的な活動から、ミュージシャンとして「未知の世界」への挑戦。

きっと何もかもが違っていて安室さんには目まぐるしく感じたのでしょう。

しかし、同時に好きな活動ができる楽しさも感じます。

「booty」は実は英語で「お尻」という意味。

挫折しそうになってもお尻を蹴とばす勢いで、叱って励ましてほしいと言っています。 

そして、「戻らぬ過去の話はnone sense」という歌詞

きっぱりと過去との決別を表しています。

昔を振り返らずに、とにかくがむしゃらに目の前の活動をしっかりとこなしていくことが大事なんだ。

そんな強い意志が伝わります。

腕に刻んだタトゥーが自分を強くする

【ALARM/安室奈美恵】意味深な歌詞の意味を解説!クールなサウンドに秘められた歌詞の真意が熱いの画像

10pm calling your home 途切れだす会話 I'm about to off
Let me see ya身体で twenty-four 一日絡まるbed
素肌に刻んだ愛しい絆は keep me strong again
taking me up, coolに 何処迄も挑む C'mon

出典: ALARM/作詞:JUSME 作曲:MONK

一日の終りを描写する歌詞です。一日中頑張ってもうクタクタ。

誰か(恋人?)の家に電話しますが、疲れているため会話が続かず電話は終了。

次の歌詞は「24時にはベッドで就寝して、次の日も一日中寝ている」という意味かもしれません。

ただ、恋人と過ごす甘い時間を思い描いているようにも受け取れます。

「素肌に刻んだ愛しい絆」とはタトゥーのことでしょうか。

安室さんの腕には亡きお母さんとお子さんの名前のタトゥーが入っているので、そのことかもしれません。

そのタトゥーが私を強くしてくれると歌っています。

そしてかっこいい自分になれると。

自分が今挑戦しようとしていることが、もし失敗したとしても成功するまで挑戦する!

家族の存在が安室さんの心の支えになっていることが良く分かる歌詞です。

自分を𠮟咤激励する内容だった!

【ALARM/安室奈美恵】意味深な歌詞の意味を解説!クールなサウンドに秘められた歌詞の真意が熱いの画像

tick tack lady, tick tack baby
girl sing it, lai la la lai 上がるtension
drive me crazy, drive me bump bump
boy, shake it up, here we go 次の扉
tick tack lady, tick your body
見えぬ未来の不安はnone sense
kick me harder, kick my booty
今だけを一番に感じて

出典: ALARM/作詞:JUSME 作曲:MONK

「ALARM」リリース後に安室さんは着実にキャリアを重ねていきます。

きっと長い音楽活動の中では辛いことも多かったことでしょう。

そんな中でこの歌詞のように自分を時には叱り、励ましながら歩んできたのではないでしょうか。

一見、クールなサウンドの「ALARM」でしたが、こんな熱い歌詞だったんですね。

最後に

音楽活動への熱い想いを歌った曲!

【ALARM/安室奈美恵】意味深な歌詞の意味を解説!クールなサウンドに秘められた歌詞の真意が熱いの画像

クールなサウンドとは裏腹に、新たな挑戦をすることへの想いを歌った熱い曲だった「ALARM」。

歌詞の意味を分かった上で聴くと印象がガラッと変わってしまうのではないでしょうか。

カッコイイ安室奈美恵が堪能できる楽曲です!

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こちらは女の子同士の「ガールズ・トーク」について歌った明るい曲です。

「ALARM」とは違い、リラックスした雰囲気が魅力的なので是非チェックしてみてくださいね。