with忌野清志郎ヴァージョン(動画)では歌詞の一人称が「わたし」から「ぼく」に変わっています。
「〜してほしいの」が「〜しておくれ」に変わっていますが、一人称がぼくになったことでより一層、忌野清志郎感が増しています。
天才と天才が1つになると、こんなにも温かい歌になるのか……聴いていて涙があふれてきます。
欲しいものがたくさんあるというくだりで、いろいろなモノを挙げていますが、その1つずつがかわいらしく、矢野顕子っぽさ120%です。
一番欲しいものは、あなたの心の扉を開く鍵、だなんて胸がキュンキュンしちゃいますね。
愛の力は偉大です
離れている時でも わたしのこと
忘れないでいてほしいの ねぇ おねがい
悲しい気分の時も わたしのこと
すぐに呼び出してほしいの ねぇ おねがい
出典: ひとつだけ/作詞:矢野顕子 作曲:矢野顕子
私のことを忘れないで、と呼びかけています。これは決して「24時間、私のことだけを考えていて!」という押しつけがましいものではありません。
悲しい時に思い出してほしい、離れていても心はあなたに寄り添っている……そんな温かい愛情を感じられます。
愛するということは、自分に何かをしてほしいと要求するのではなく、相手のために自分は何ができるんだろう、と考えること。
それが「ひとつだけ」には一杯詰まっています。
矢野顕子with忌野清志郎の歌声は、聴く者の心をあったかくさせる偉大な力を持っているのです。
忌野清志郎の歌は永遠に不滅です
再来年、2019年は忌野清志郎没後10年となります。
亡くなった2009年、青山葬儀場で執り行われたロック葬「忌野清志郎 AOYAMA ROCK'N ROLL SHOW」には、生前忌野清志郎と交流があった多くのミュージシャンや芸能人、ファンが参列。
弔問数は43,000人を突破しました。
忌野清志郎がどれほど多くの人に愛されていたかがうかがえます。
演奏しても心があったまる「ひとつだけ」
もう二度と、忌野清志郎の歌声が聞けないのは悲しすぎます。
もう二度と、矢野顕子とのコラボもCDやYouTubeでしか聞けません。
しかし、忌野清志郎のロック魂は次世代に受け継がれています。それは矢野顕子の歌の中にも感じられます。
悲しい時、辛い時、ぜひ矢野顕子with忌野清志郎「ひとつだけ」を聴いてみてください。
きっと心が元気になって、明日も頑張ろう!という気になれるはずです。
そしてもっと元気になりたい方は、ぜひ「ひとつだけ」を演奏してください。
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