矢野顕子×アーティストのコラボ作品

矢野顕子&YUKI【バナナが好き】MVを解説♪全世界を幸せにするのは…バナナ!動画から溢れる想いとはの画像

2018年11月28日発売のアルバムふたりぼっちで行こう」。

シンガーソングライター矢野顕子と数々のアーティストがコラボしたアルバムです。

参加しているのは、大貫妙子奥田民生前川清吉井和哉などの有名ミュージシャン。

中でも今回ご紹介する「バナナが好き」は、YUKIとコラボレーションした楽曲です。

ちなみにこの「バナナが好き」は、2016年のライブで既に演奏されたものだそう。

先に、歌詞からつくられたようです。

この歌詞を読んで、YUKIが作曲を担当。

歌詞から膨らむメロディーを、まずはコードもつけずに歌ってみたのだそうです。

膝を叩きながらハミングしたそのサウンドのみで、すぐにレコーディングしたのだとか。

そんな経緯があってか、楽曲は矢野顕子のピアノとYUKIのドラム、そして2人の歌のみ。

とてもシンプルで、その潔さが温かみを生み出すようなメロディーに仕上がっています。

「この美味しい幸せを、みんなに届けてあげたい」

「バナナで元気になれることを、たくさんの人に伝えたい」

矢野顕子とYUKIのやさしい気持ちが溢れ出ている、そんな1曲です。

MVを見ることができるのは?

YouTubeでUPされているのは、このショートバージョンだけです。

なので、この短い映像と筆者の拙い見解で想像してみてください。

ちなみにフルバージョンが見られるのは、初回限定盤についてくるDVD。

加えて、期間限定でGYAOでもMVを公開しているようです。

MVのストーリーを徹底解説

2人がバナナ姿に変身!

このMVは全てアニメーション。

矢野顕子・YUKIの2人が原画を描いたものなのだそうです。

登場人物は、矢野バナナとYUKIバナナの2人。

MVアニメーション上では、2人がかわいいバナナになっています。

楽曲制作時に担当した通り、矢野顕子がピアノを、YUKIドラムを演奏。

映像中でも、バナナ姿の2人がメロディーを奏でています。

そして矢野バナナとYUKIバナナは、バナナカーに乗って旅へ。

後ろの荷台には、こぼれそうなほどバナナが山積み。

ちなみに、バナナカーの運転はYUKIバナナの担当みたいです。

荷台に積み込まれたバナナを配るのは、矢野バナナ。

車を走らせながらなのに、とても器用に街ゆく人々へ投げ配っています。

みんなを元気にする旅

泣いている男の子にバナナをあげた2人。

そしてサルの子どもにも、同じようにプレゼント。

そんな2人は少し疲れたのか、街を見下ろす丘の上で休憩します。

ここから2人の「バナナ配り」の旅は、どのように続いていくのでしょうか。

世界各国を飛び回る2人

灼熱でも極寒でも旅は続く

ある時は、海の美しい灼熱の南国へ。

浜辺にいる生き物たちにも、バナナを配ります。

さらにある時は、氷山だらけの北国へ。

なかなかタフな矢野バナナとYUKIバナナ。

北国では、バナナ風?ボートに荷台をつけて海を移動。

頑張ってオールを漕ぐYUKIバナナ。

その後ろで、ペンギンやシロクマたちにもバナナを配る矢野バナナ。

またある時は、砂漠の地をラクダに乗って…。

どうやら世界の隅から隅まで、「バナナ配りの旅」をしているようです。

辿り着いたのはこの世の果て?

世界中のあらゆる場所で、人間も動物も関係なく。

もちろん、元気が出るように大人にもバナナを届けます。

そしていよいよ、世界の果てまで「バナナ配りの旅」が完了した模様。

矢野バナナとYUKIバナナが、地球の最果て?っぽいところで月を眺めています。

これまでは地上を走っていた2人のバナナカーが、空を舞っていく。

曲中にも出てくる“月へ届ける”という目標は、達成できるのでしょうか?