アイドルと一世を風靡したシンガーソングライターとのコラボ
KinKi Kidsの「全部だきしめて」はテレビ番組のオープニング主題歌でした。
1996年にKinKi Kidsと吉田拓郎が司会を務めたフジテレビ系音楽バラエティ番組「LOVE LOVE あいしてる」の主題歌として吉田が書き下ろした曲である。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/全部だきしめて
楽曲タイトルを見て、懐かしい~と思う人とエッ知らない…に別れるのは仕方がありません。テレビ番組の内容も確認しておきます。
土曜日の夜が待ち遠しい人気番組♪
『LOVE LOVE あいしてる』(ラブラブあいしてる)は、フジテレビ系列で1996年10月5日から2001年3月31日まで放送されていた音楽バラエティ番組。毎週土曜日 23:30 - 翌0:00(JST)に放送されていた。 『堂本兄弟』の前身番組に当たる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/LOVE_LOVE_あいしてる
ポイントは単なる音楽番組ではなく、バラエティ要素もプラスされたところ。そしてゲストではなく、吉田拓郎さんがレギュラーで番組を仕切っているのがとても印象的でした。
テレビの露出度がほぼゼロに近かった吉田拓郎さんがアイドルのKinki Kidsに真剣にギターを教えたり、曲作りをするなどシンガーソングライターとしての本領を発揮。
ジャニーズとフォーク歌手の草分け的存在のコラボはとても新鮮でした。
全てが欲しいけれど欲張りはNG
楽曲からあふれ出る愛を全て受け止めたい。Kinki Kidsの声を全て受け取りたい。でもそんな欲張りなことをしなくても大丈夫。
一歩離れて見守る愛からスタートします。
きみのすべてを ぼくの自由にしたくて
ずっと大切にしていたわけじゃない
だからなにも 信じられなくなっても
ぼくを試したりしなくて いいんだよ
いいさ 落ち込んでだれかを傷つけたいなら
迷うことなく ぼくを選べばいい
さびしさの嵐のあとで
きみの笑顔を さがしてあげるよ
出典: 全部だきしめて/作詞:康珍化 作曲:吉田拓郎
受け止めてくれる人がいる安心感
好意を持った人や気になる人が自分の思い通りになるのであれば、こんな嬉しいことはありません。
でもそれで相手が幸せでいられるかどうかは自信がありません。
きみが飾らずに思うままに動いているのを見るのが、ぼくの望み。それを信じてもらえなくても構わない。
澱のように溜るストレスは外に出して減らすことができるけれど、毒も混じっているから注意が必要。
毒を吐くなんて方法でストレスが軽くなっても、受け止めた人の心は暗くなるばかりです。
それを受け止めてくれると宣言するなんて、愛が無ければできません。
言わなければ気が済まないことを思い切り出した後はスッキリするはずですが、実は自己嫌悪に陥りがち。悪いのは自分と思い始めれば心の温度は下がるばかりです。
でも心の温度を適温にできるまできみを見放すことはしません。ぼくが一緒にいるからきみはここにいればいい。
安心してここにいて欲しいとぼくは心から思っています。
つまづいてもめげない!笑って立ち上がる
フツーに歩いていてもつまづくことがあります。足が上がっていないのでしょうか。でもつまづいても気が付けばまた歩き出しています。
歩かないと目的を果たすこともできません。
ひとりになるのは 誰だって恐いから
つまづいた夢に 罰を与えるけど
間抜けなことも 人生の一部だと
今日のおろかさを 笑い飛ばしたい
なにかをひとつ 失した時に
人は知らずに なにかを手にする
きみのために できることを
あれからずっと 探してる
出典: 全部だきしめて/作詞:康珍化 作曲:吉田拓郎
後方支援は継続中
望んで飛び込んだことに、結果が出せなかったとき、上手く行かなかった原因は自分にあると自分を責めます。
つぎこそ頑張れよと声を掛けられても責任は重くなる一方です。
でも負の方向に行くより、楽しいことや美味しいモノを追加することを選びました。一人ではありません。立ち上がって歩き出す時ことをぼくが見守ります。
落ち込んだメンタルを立て直すのは簡単ではありません。
それでも握りしめた手を広げれば、次へ進むためのきっかけがつかめます。チャンスを逃さないためにぼくがきみを完全サポート。
物心両面の支援で見守り続けます。

作曲者をリスペクトして拓郎バージョンでお送りします♪ 貫禄と余裕で全部だきしめます!