3枚目のアルバム「SPEEDSTAR」に収録された「Rainy Room」

MVも制作されたアルバムの注目曲

Rainy Room【GENERATIONS from EXILE TRIBE】号泣必至の歌詞解釈!の画像

「Rainy Room」が収録されているのは、GENERATIONSの3枚目のアルバム「SPEEDSTAR」です。

GENERATIONSの代表的な曲が、多数収録されている今作がリリースされたのは2016年3月。

CD+Blu-ray・CD+DVD、CDのみの3形態を発売。

Blu-ray・DVDには、「AGEHA」や「Evergreen」、そして「Rainy Room」を含めた6曲のMVを収録

さらに、グループ初の単独ライブツアーGENERATIONS WORLD TOUR 2015 “GENERATION EX”』の日本最終公演、東京中野サンプラザの公演内容も収録しています。

GENERATIONSにとって、単独ライブツアーの映像が作品として残るのは初のことで、初々しさが残るメンバーたちの気合い十分のパフォーマンスが魅力の公演内容となっています。

今回紹介する「Rainy Room」は、アルバムを制作するにあたり追加されたアルバム用の新曲です。

GENERATIONSのバラードの中で一番泣けるとも言われる曲の魅力を、見ていきましょう。

別れを表現したMVに注目!

メンバーの切ない表情に目が奪われる

「Rainy Room」のMVは、現在ショートver.が公開されています。

今作はメンバーそれぞれが、別れをテーマに演技しているところが特徴で、憂いの表情を見せています。

俳優として活動している白濱亜や佐野玲於を筆頭に、他のメンバーもいつもは見せない顔を作りだして、「Rainy Room」の世界観を作り上げているのです。

見どころはもちろんメンバーたちの表情なのですが、サビ部分で雨の中で踊るメンバーたちにも注目して欲しいところ。

切なさと悲しいという感情を、身体で表現しているのですが、ダンサーとして表現力がかなり高くなっていることがわかります。

また、ボーカル陣も表情豊かに歌い上げ、「Rainy Room」の持つ世界観に負けることなく、むしろこの二人が歌うからこそ完成したのではないかと思わせる色気を感じます。

GENERATIONSのグループとしての完成度が高くなったことがわかるMVであり、何度でも見たくなるような魅力がありますね。

「Rainy Room」の作詞はLDHと縁の深いあの人!

作詞家小竹正人による作詞

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GENERATIONSの楽曲の中で、一番泣けると言われることもある「Rainy Room」の歌詞を担当しているのは、作詞家小竹正人です。

小竹正人はEXILEの「Heavenly White」三代目J Soul Brothersの「花火」など、人気曲の歌詞を手がけていることで知られています。

LDHに所属しているアーティストに歌詞を提供していることが多いですが、他にも中島美嘉小泉今日子藤井フミヤなどの有名アーティストの歌詞も書いており、業界が認める作詞家なのです。

小竹正人の書く歌詞は特にバラードが多く、切ない世界観と泣けると話題になる歌詞ばかりで、「Rainy Room」も公開前から話題を呼んでいました。

泣けると話題の歌詞を徹底解釈

すれ違う先には未来はない

君が泣いてる 泣きじゃくってる 何を言えばいい?
情けないけど 言葉が ひとつも見つからないんだ

逃げる場所を探してばかりいた恋は ホントの居場所失くしたね
この部屋に雨がずっと降り続いてる

出典: Rainy Room/作詞:小竹正人 作曲:FAST LANE・ERIK LIDBOM

君が泣いているのに、僕は言葉一つ口から出すことができない。

それは君が泣いている理由を知っていて、別れがくることもわかっているから。

逃げる場所を探す恋、それはきっと愛されたいと思うあまりに、たくさんのことから目をそらし続けてきたということ。

ホントの居場所は君の側だけ、そう思っていたのに、自分のせいでいつの間にか本当の居場所まで失くしてしまった。

もうどんなふうに君だけを 抱きしめたって ふたり濡れるだけ
愛し方 そんなことも 知らずにいたから
愛され方さえも 知らなかったんだ

出典: Rainy Room/作詞:小竹正人 作曲:FAST LANE・ERIK LIDBOM

愛して、愛されて、そんな普通の恋すらもままならない。

泣きじゃくっている君を抱きしめられたらいいけれど、そんなことをしても無駄なことはわかっているのです。

愛し方を知らない人は、愛される方法も知らないまま、恋をしていたんですね。

一緒の未来は見れなかった