わがままになってしまう
甘えたくなる
君の側でi wanna stay forever in luv
”eternal”って思ってた はず
だけど somehow すれ違う二人
同じ感情に浸ってた つもり
キミのことわかってた つもり
i can't live without u 一分も
時に運命って残酷で思い通りに行かない
出典: もう誰にもとられたくない/作詞:Tiara・GIORGIO 13 作曲:GIORGIO CANCEMI
GIORGIO 13のパートが続きます。
男女の関係では、わがままになりやすいのは大体男性側ですね。
ついつい彼女の優しさに寄りかかります。
おそらくですが、そんな事も二人がすれ違っていく原因だったのではないでしょうか。
このぐらいの事だったら、許されるだろうという所から二人の溝は深まっていきます。
だんだん慣れあってくると、勝手に相手も同じように考えているだろうと高を括るようになります。
自分が何もかも彼女に委ねているので、安易にそう考えてしまうのです。
”i can't live without u”とは、あなた無しでは生きられないという意味。
後になって思っても、もうこの時は遅いんです。
好き同士だったのにうまくいかないものですよね…。
後悔先に立たず
our luv story
いつの間にか すれ違い
the way u think...
the way u feel...
何一つ
わかってなかった俺って馬鹿みたい
出典: もう誰にもとられたくない/作詞:Tiara・GIORGIO 13 作曲:GIORGIO CANCEMI
彼女があの時に、何を考えてどう感じていたかなんて彼は思いもしていませんでした。
なんであの時もっとちゃんと彼女と向き合っていなかったのかと後悔しているのが感じ取れます。
好きな人が何を考えているのかなんて到底難しく、大体の人は理解なんてできません。
この曲の彼氏じゃなくたって分かる訳はないのです。
後悔先に立たずという事でしょうか…。
彼女の不安要素
キミからくれるphone calls はいつだって折り返し電話
u never take me out 二人きりでのdinner
映画やshopping いつ以来かな…
本当何も特別なことなんて
求めたこと一度もないのに
キミに少しでもわがまま言うと
疲れたからu just hang up the phone...
出典: もう誰にもとられたくない/作詞:Tiara・GIORGIO 13 作曲:GIORGIO CANCEMI
ここからはSo'FlyのTOKOのパートになります。
彼女側の不安要素の説明でしょう。
どうして二人が別れなければいけなかったのか、彼女の気持ちがなぜ離れてしまったのかを具体的に言っています。
彼は相当彼女に甘えていたのが分かりますね。(+_+)
疲れているのは本当なんでしょうけど、そのままストレートに言い過ぎました…。
この歌詞を読み解いていく限り、普通の女性はちょっと耐えられなくなるかもですね。
この様な扱いをされればされるほど、彼女は自分を気にかけて欲しい気持ちが強まっていきます。
でもこれって、普通の事ですよね。
想われてないとか、自分は必要ではないじゃないかって感じるのが当然だと思います。
この様な事が続けば、いくら大好きな彼だって…。
皮肉な結末
かまって欲しいだけなのに
まるで君の中にはもう
私は居ないみたい
でもお願い そうじゃないって言って
※繰り返し
出典: もう誰にもとられたくない/作詞:Tiara・GIORGIO 13 作曲:GIORGIO CANCEMI
TOKOのパートはここまでです。
この後はサビが繰り返されます。
その最後のサビの繰り返しは、メインがTiaraでコーラスにTOKOとGIORGIO 13が交互に入ります。
彼は彼で、ちゃんと好きだし、彼女は彼女で自分は想われていなんじゃないかと勘違いする。
なんて皮肉な結末なんでしょうか。
いっその事、どちらかの気持ちが離れる方がまだ気持ちの整理が付けられます。
どちらも同じ様に想っていて別れなきゃいけないなんて、これ以上辛い事ってないです。
すれ違いとは、男女の仲においては、取り返しのつかない過ちです。
3枚のアルバムに収録☆
リードシングル
ここまで読み解いてきました『もう誰にもとられたくない feat. So'Fly』ですが、この曲はシングルカットはされていません。
ですが、3枚ものアルバムに収録されているんですね。
一番最初にリリースされたのが2011年2月の「Tears」というアルバムです。
リードシングルという形で、『もう誰にもとられたくない feat. So'Fly』は先行配信されました。
その後2011年9月に発売されたアルバム「LOVERS~Tiara Collaborations Album~」の中に収録されます。
そして2年後の2013年7月には、自身初のベストアルバム「Tiara BEST」にも収録されました。
一番最初にリリースされた「Tears」でも先行配信されるぐらいなので、Tiaraの楽曲の中でも、大変人気のある曲というのはまちがいありません。
最近の目立った活動はありませんが、2014年に結婚翌年2015年には出産とプライベートでも充実しているTiara。
徐々に活動を再開していて、2017年9月にはアルバム「あいすること」リリースしています。
結婚・出産を経験した彼女だから表現できる、等身大の女性の強さの様なものを感じられるアルバムに仕上がっています。
元々のハイトーンヴォイスに加え、切なさも加わり筆者は今のTiaraもとても好きです。
このアルバムの一曲目に収録されています『あなたとめぐる季節の中で』PVが存在しているのでこちらも是非ご覧ください。