読み方は「オルドコデックス」!
始めは4人でスタート
鈴木達央が声優デビューしてから、声優ではなくアーティスという形での活動のために別意義で作られた「OLDCODEX」。
初期にはメンバーで4人いたものの、脱退などを経て今は2人体制での活動をしています。
今どき2人ユニットはそう珍しくもないですし、声優業界でも意外に多くいたりします。
OLDCODEXでは鈴木達央は「Ta-2」と表記され、主に「たっつん」と呼ばれていますね。
「達央」と漢字で書くと「たつお……?」と聞かれ、いちいち面倒なので「たっつんでいい」とも言われています。
ちなみにバンド名の由来はこちら。
ユニット名OLDCODEXは「OLD」=「古い」と「CODEX」=「聖書などの写本」を組み合わた造語。ロックは西洋からの借りものではあるが、その中で自分たちだけのものを作りたいという意味をもって名付けられた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/OLDCODEX
ロックでエモい?!
人気アニメとタイアップ
多くのバンドは、ヴォーカルが歌詞を書くことが多いように感じられますが、OLDCODEXは逆です。
ヴォーカルのTa_2は時によく作曲をしますが、歌詞はほとんどがYORKE.(painter)なのです。
──というか。
ペインターって何?!?!……とか思いませんでしたか?
それはまず先に、「WALK」のPVを見てください。
メンバーが一緒に暮らしている設定でしょうか?
壁にはたくさんのスクラップが貼られていて、いつも落描きができそうにも見えますし、終わった落描きを隠しているようにも見えます。
そう広いスペースではないのですが、実際にペイントをしながら楽曲を進行させるというのは、まぁ国内では聞いたことがないほどです。
こ、これが「ペインター」なのですね。
現在のOLDCODEXは、ヴォーカルのTa_2と、ペインターのYORKE.のユニットとなっています。
「エモーショナル」は主にYORKE.のペインティングに対しての評価のようですが、確かに「唯一無二」を作り出すユニットですね。
『黒子のバスケ』にも出演
アニメも漫画も大人気で、いまだの勢いの衰えることを知らない『黒子のバスケ』。
テレビ放送では各25話を3期に渡って放送し、映画にもなりました。
『黒子のバスケ』第1期の第2クールでは、OLDCODEXの58枚枚目のシングル曲「カタルリズム」
もED曲で使用されています。
彼らのシングル曲である「WALK」で、再び第2期の1クール目のED曲となりアニメの中でも重要な役柄を担っています・
ここで少し面白いこぼれ話を。
タイアップということもあり、Ta_2自身「カタルリズムの兄弟分な曲」と語っている。そのため制作当初は彼がOLDCODEXと『黒子のバスケ』に関するキーワードを探して書いた曲を提出する日々が続いていたが、スランプに陥ったためTa_2がイメージした「仲間の絆」と「オレンジ」を基に加藤肇に作曲を依頼したという。曲調は当初サッパリした内容であったが、試行錯誤の末ロック調のキャッチーな内容に落ち着いた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/WALK_(OLDCODEXの曲)
『黒子のバスケ』の主要人物は、名字に髪の色が入っているので、わかりやすいです。
主人公の黒子テツヤ(くろこ・てつや)は水色ですが……「幻のシックスメン」ということで、敢えて主張の強くない色に落ち着いたのでしょう。
ちなみに鈴木達央は、「高尾和成(たかお・かずなり)」という、無駄にチャラくてお調子者のムードメーカー的なアホキャラ。
しかし一旦コートに入れば、視野が広範囲に展開する「鷹の目(ホークアイ)」を有する実力派。
鈴木達央も役どころの幅は広いが、1作中でこんなにも声や性格が変わる役も、そうそうあるまいと思います。
2017年に上映されたアニメ映画『黒子のバスケ ウインターカップ総集編』のOP曲にも「Scribble, and Beyond」が使用されています。
歌詞には英語だらけでも
最初に歌詞を見た時は「長っ!」と口をついてしまうほどでした。
ほとんど同じ歌詞の繰り返しがなく、また英詞がいっぱい……(汗)。
PVではノリノリで歌っているのでカッコいいんですが、カラオケで歌いたい人は、まず英詞を軽くでも覚えておいたほうが良さそうです。
幸いなことに、英語はそこまで難しいことが書かれていませんしね。