人気アニメの第3期がスタート!
2018年7月から放送が始まったアニメ「Free!~Dive to the Future~」。
2013年7月に第1期「Free!」が放送されてから5年になりますが、未だにファンの熱は衰えません。
主人公の七瀬遙(通称・ハル)も大学生になり、東京でかつてのチームメイトと再会しました。
新キャラも登場し、またアツい夏になりそうな予感です。
そこで今回は「Free!」第1期の主題歌「Rage on」をひも解いて参ります。
その前に「Free!」がどんなアニメなのか少し紹介させて下さい。
水は生きている
Free(フリー)しか泳がない主人公・ハル
港町・岩鳶(イワトビ)町で生まれ育ったハルは子供の頃から水泳の才能がありました。
中でもフリー(自由形)が好きで口癖は「オレはフリーしか泳がない」。
水の中にいる状態が「自分」であって、ハルにはそれが全てでした。
そんなハルが小学生の頃、ライバル・松岡凛に声をかけられメドレーリレーに出会います。
ハルのチームは大会で優勝しますが、小学校を卒業したら凛はオーストラリアに水泳留学してしまいました。
中学生になったハルは水泳部に入り、同級生とチームを組みます。
しかしこのチームは大会優勝は果たせず、「来年は必ず勝とう!」と強い誓いを立てました。
その後、一時帰国していた凛と会いハルは勝負を挑まれます。
その勝負で凛に勝ったことで、凛は「水泳を辞める」とハルにいい、姿を消しました。
大きなショックを受けたハルも水泳をやめ、水泳部の仲間との誓いはそのままになってしまったのです。
高校生になったハル
そしてハルも高校生に。
岩鳶高校で幼なじみの真琴と後輩の渚、怜と新たなチームを組むことになりました。
そして凛とも再会。
凛が率いる鮫柄(サメヅカ)学園と対決し刺激を受けてハルは自分の将来に悩み始めます。
「これからも水泳を続けたい。それが勝負の場だとしても“世界”に飛び出したい……!」
凛に連れて行かれたオーストラリアでそう強く決意したハルは東京の大学に進学することにしました。
その東京での物語が「大学生編」とも言われている第3期、「Free!~Dive to the Future~」です。
ボーカルとペインターの異色ユニット
「Free!」シリーズは第1期、第2期と、総集編を含めた劇場版も5本公開されています。
その主題歌すべてを担当したのがOLDCODEX(オルドコデックス)です。
声優・鈴木達央(たつひさ)さんの音楽活動プロジェクトとして2009年に活動を開始しました。
鈴木さんは音楽活動では「Ta_2(タツ)」を名乗っています。
当初は4人組のバンドでしたが、現在はペインターのYORKE.とボーカルのTa_2(タツ)の2人組。
アニメや洋画でクールまたは爽やかなイケメンを演じることが多い人気声優の鈴木さん。
「Free!」で橘真琴を演じたことで更にファンを増やしました。
でもOLDCODEXではハードな曲を鮮烈に歌い上げるボーカル・Ta_2です。
このユニットが2人組になってからはボーカル以外に作曲も手がけるようになりました。
その相棒でペインターのYORKE.は作詞とコーラス、そしてペイントを担当。
ライブではコーラスを入れつつ、大きなキャンバスに色を重ねて行きます。
激しい曲が演奏される中でゆらゆらと音に身を任せるYORKE.の姿は海にたゆたうクラゲのような……。
そして歌が終わる頃にはいつの間にか作品が出来上がっています。
OLDCODEXのライブはそんな不思議な空間なのです。
では、「Rage on」の歌詞を見ていきましょう!
ここが「Free!」の原点
水しぶきが上がる、その一瞬……!
Days confusion ever free
come through my heart
目を背ける一瞬へ
出典: Rage on/作詞:YORKE. 作曲:Ta_2
いきなり英語で始まってます。
歌詞に日本語と英語が入り混じるのもOLDCODEXの楽曲の特徴です。
「英語じゃ聞いててもつまらない!」という人にはアルバム「A Silent,within The Roar」がおススメ。
このアルバムの歌詞カードには曲の和訳が掲載されているんですよ。
例えば冒頭はこんな感じです。