近すぎて見えない支えは
離れてみればわかるらしい
出典: クリスマスキャロルの頃には/作詞:秋元康 作曲:三井誠
2人が一緒にいるためには、優しさや思いやりは当たり前。
時には相手が少し無理をして自分のために何かをしてくれても、次第にそれも当たり前になってしまいます。
でも『一人』になって気が付いた寒さは、寄り添う相手のいない寂しさとなって広がるばかり。
2人で食べるから美味しかったもの、2人で行くから楽しかった場所を思い出します。
2人がいるから日常が特別の日になりました。
今『一人』でいることは、あの日の温もりを思い出すための必要な時間。
時間と距離が楽しかった日々の中に2人を戻してくれる…。クリスマスはすぐそこです。
変えてくれるのはクリスマスの雪…
クリスマスキャロルが流れる頃には
どいいう君と僕に雪は降るのだろうか?
出典: クリスマスキャロルの頃には/作詞:秋元康 作曲:三井誠
12月24日や25日に必ず雪が降るということはありません。
それでも雪が降るクリスマスは、風景も心もロマンチックにしてくれます。
必要以上に上がったテンションを少し下げて、心を落ち着かせる効果も。
歌詞の中でお互いの間をもう一度見つめ直した2人も、どこかで雪を目にするのでしょう。
クリスマスキャロルを2人で聴くのか聴かないのか…、歌は疑問符の『?』で終わります。
歌詞は結論を出しませんでした。
でも「クリスマスキャロルの頃には」2人でイルミネーションを見ている姿が浮かびます。
きらめく光と雪で魔法にかかった街。2人なら輝きを取り戻せるはずです。
最後に
同じ事の繰り返しで新鮮味を失う2人。このような状態を「マンネリ気味」「マンネリ化」と表現したりします。
刺激やときめきの無い淡々と流れる時間。
でも長い時間を2人で穏やかに過ごすのは、温もりある幸せなこと。
『一人』にならないとそれに気が付かないと、作詞家秋元康さんが教えてくれました。
同じ時間を繰り返したことを輝きに変えられる2人なら、この後の幸せを引き寄せられるはずです。
この楽曲も、クリスマスキャロルが「流れる頃→聞こえる頃→流れる頃」と計8回繰り返します。
気が付けばクリスマスソングの定番になりました。
夏の恋もあります
季節の変わり目ともに終わりを迎えた夏の恋。
メンタルも体調も落ち気味な時期にはつらい状況です。
そんな悲しみのどん底にいるはずなのに、ドロドロとした感情はありません。
いつものハイトーンボイスで歌う失恋ソング。夏と付きますが、季節に関係なく心に染み込みます。
海沿いの道で聞こえたのは、恋に別れを告げる「夏のクラクション」でした。
【夏のクラクション/稲垣潤一】〇〇もカバー!?サビが印象的な歌詞の意味を徹底解釈!動画&コードあり♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
ハイトーンボイスと呼ばれる高い歌声が魅力の稲垣潤一。夏をテーマにした初期曲のなかで彼の代表曲のひとつ、「夏のクラクション」を大解剖。夏のムードにひたろッ♪
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