【ガンダーラ/ゴダイゴ】歌詞の意味を解釈！誰もが目指したガンダーラは西遊記に出てくる天竺だった！

ガンダーラのリフレインに始まるサビが英語の歌詞から流用した部分です。

その他、愛の国ガンダーラは実際とは違いますが大筋では英語の歌詞に沿った内容になっています。

この曲のポイントは「ガンダーラ」という言葉の響きで、その繰り返しが耳に残ります。

これがマイナー調のメロディと相まって哀愁に満ちたエキゾチックな雰囲気を生み出しています。

徹底した娯楽作品の本編。

これにやたら元気なオープニングの「モンキー・マジック」と対照的なエンディングの「ガンダーラ」。

ゴダイゴの曲がTVドラマ「西遊記」のヒットに重要な役割を果たしています。

「西遊記」はその後、幾度もリメイクされています。

ゴダイゴは「ガンダーラ」のヒットを契機に「銀河鉄道999」を始めとするヒット曲を飛ばしていきました。

耳になじみやすいメロディとシンプルな歌詞。

英語のパートも簡単なので「ガンダーラ」は「モンキー・マジック」と共に多くのアーティストがカバーしています。

オリジナルが発表されてすでに40年が経ち、いまやスタンダードナンバーになりました。

歌う人の個性を生かしつつ魅力が失われないのは、曲の持つ力なのでしょう。

作曲者のタケカワユキヒデは現在もゴダイゴと並行してソロ活動を続けています。

リサイタルでは自身のピアノ伴奏で、哀愁漂う「ガンダーラ」を聴かせてくれます。

美しいギターのメロディに乗って曲が始まる「ガンダーラ」。

特定の主人公を登場させずにガンダーラという場所をピックアップした楽曲でした。

「西遊記」の冒険活劇を織り込みながらまだ見た事のない楽園を最後に思わせる手法。

人々の希望を誰でも分け隔てなくかなえてくれる国・ガンダーラ。

ユートピアは今も昔も人々の心の支えになっていたのでしょう。

「ガンダーラ」を大ヒットさせたゴダイゴの楽曲。

まだまだ他にもありますよ。

この曲もいかがでしょうか。