活動20年以上のベテランアーティスト、ゴスペラーズ
メンバーの一人である酒井雄二の結婚報道でにぎわったのが、記憶に新しいゴスペラーズ。
村上てつやと同級生の黒沢薫が大学のアカペラサークルからスタートし、そこに酒井雄二と北山陽一、安岡優が参加し5人メンバーで1994年12月にメジャーデビューしました。
メジャーデビューとして5人が選んだ楽曲は『Promise』。
今ではゴスペラーズを代表するナンバーとして有名ですが、リリース当初はそこまでヒットしたとは言えませんでした。
そして14枚目のシングル『永遠に』でヒットチャート上でもロングランをマークし、ゴスペラーズの名を世に轟かせています。
現在までゴスペラーズは49枚のシングルをリリースしており、日本を代表するベテランアーティストとして知られています。
ヒットシングル『永遠に』の魅力
メジャーデビューから鳴かず飛ばずのゴスペラーズを、一気にトップアーティストへと押し上げたナンバーが『永遠に』です。
リリースは2000年8月で、メジャーデビューから数えて6年の月日でした。
そんな『永遠に』はカップリングとして『No One Else Comes Close』や『夏風』を同時収録しており、オリコンでも44週チャートインするほどのロングヒットを記録しています。
アカペラソングが注目を浴びたきっかけのナンバー
シングル『永遠に』がヒットしたことで、ゴスペラーズという存在が大きくフューチャーされました。
同時に美しいハーモニーを奏でる、アカペラやゴスペルという存在が高い注目を浴びます。
この結果さまざまなメディアで、一般人がアカペラソングを真似するきっかけを作ったナンバーの一つとも言われています。
溢れる恋心が伝わるメロディー
シングル『永遠に』は、タイトルから連想できるようにカップルの幸せな未来を歌ったナンバー。
イントロもしっとりとしたバラードラインで、成熟した大人の恋愛ソングを思わせます。
そこに心地良いメロディーラインで、聴いているだけでも気持ちが溢れるのを感じます。
優しく包む歌声も聴きごたえあり!
『永遠に』のリードボーカルを務めるのが黒沢薫。
彼のハイトーンボーカルは、メンバーの中で最も特徴のある声質です。
そんな黒沢薫が高いトーン且つ気持ちを込めて歌う『永遠に』は、恋愛を経験した人であれば心にグサリと刺さるほど伝わります。
更に5人のハーモニーが絶妙に噛み合うことで、優しく包むようなラブバラードへと昇華するのです。
このため、結婚式の定番ソングとして選ばれることが多いのもうなずけます。
カバーアーティストもさまざま
ストレートなメッセージ性があるシングル『永遠に』。
ゴスペラーズの代表的なナンバーでもありますが、同時にバラードソングとしても名曲に挙げられるほどです。
このため多くのアーティストがカバーしており、コラボレーションも行っています。