ゴスペラーズの魅力がつまった楽曲
アカペラブームを牽引した5人組アーティスト、ゴスペラーズをご存知ですか?
楽器を一切使わない声だけのパフォーマンスに、涙腺を刺激された人も多いのではないでしょうか。
そんなゴスペラーズを代表する楽曲は、当然のようにたくさんあります。
その中でも特に魅力的なのは、壮大なバラード曲「星屑の街」です。
アカペラの良さを引き出すメロディと歌詞が、気持ちのいい余韻を与えてくれるので、いつまでも聴いていられる気がしますね。
こちらでは、そんな名曲である「星屑の街」の歌詞やコードをご紹介いたします。
かつてハマった人も、これから初めて聴く人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ゴスペラーズってどんなアーティスト?
大ヒットまでの長い道
ゴスペラーズは1994年、シングル「Promise」でデビューします。
デビューから完成度の高い楽曲を提供したことで、ラジオ番組「JAPANESE DREAM」で歴代JDグランプリ受賞曲を獲得するなどの結果を出しました。
1996年にはテレビ番組笑っていいとものコーナーを担当するなど精力的な活動を見せ、徐々にアカペラの魅力とゴスペラーズの存在を世間に認知させていきます。
そして2000年、ゴスペラーズの運命を大きく変える14thシングル「永遠に」がリリースされました。
「永遠に」はロングヒットを記録し、ゴスペラーズの名前を世間に広げるきっかけとなります。
しかしそれはきっかけに過ぎず、その後発売された16thシングル「ひとり」がオリコンランキングトップ3に入ったことで、ゴスペラーズの名前はさらにメジャーになりました。
デビューから7年という歳月が、ここでしっかりと実を結ぶことになったのですね。
アカペラを広めた立役者
ゴスペラーズは楽器による演奏を行わない、アカペラスタイルのアーティストです。
このアカペラは長い歴史を持ちますが、日本での火付け役となったのは、おそらくゴスペラーズであるといえるでしょう。
シングル「ひとり」がアカペラでは初のオリコントップ3となったこと。
そして続くベストアルバム「Love Notes」がミリオンセラーを獲得したことが、アカペラの認知を加速させたことがうかがえます。
さらに「Love Notes」は日本ゴールドディスク大賞・日本レコード大賞のベストアルバム賞を獲得し、ゴスペラーズとアカペラの人気を不動のものとします。
日本中の視線がゴスペラーズに集まるなか、彼らは休むことなくさまざまな楽曲をリリースしました。
そのうちの1つが、後々まで代表曲となる「星屑の街」だったのです。
「星屑の街」でゴスペラーズが再確認される
ゴスペラーズの底力が感じられる曲
たくさんの賞を受賞し、アカペラアーティストとして安定期に入ったゴスペラーズは、その実力を裏付けるかのように名曲の量産体制に入ります。
そして2002年の11月、21stシングル「星屑の街」が発表されました。
「星屑の街」はドラマ「天才柳沢教授の生活」のEDテーマとなり、大きな話題を呼びます。ドラマの世界観に寄り添うような歌詞と歌声に、たくさんの人が聴き惚れました。
メロディはゆったりとしていて、メンバーそれぞれの声を簡単に聴き分けられるほどにハキハキとしたバラードとなっています。
聴いていて眠くなってしまうような曲ではないため、いつ聴いても鳥肌が立つほどの感動が味わえるでしょう。
そして「星屑の街」は、自分で歌っても気持ちがいい楽曲となっています。
アカペラソングの本領ともいえるこの魅力のおかげで、今でもカラオケで歌っているという人も多いそうです。
「星屑の街」の発売は、ゴスペラーズの実力を証明することにつながりました。
ヒットしてからが本番だともいえる音楽業界で「星屑の街」を出せたことは、本人たちにとっても大きなプラスになったことでしょう。
ぜひコードを確認しながら歌ってみてほしい
先にも挙げたように、「星屑の街」は歌っても気持ちがいい楽曲です。
アカペラはもちろん、弾き語りやピアノの伴奏と合わせても味があるため、気になる人はぜひコードをチェックしてみましょう。