嵐の7枚目アルバム「Time」の収録曲!
「風」は、2007年発売にされた嵐の7枚目アルバム「Time」の収録曲です。
「Time」は発売当時、オリコン週間チャート第1位を獲得し、30万枚以上の売上枚数を達成しました(※2017年9月11日時点の売上)
アルバムに収録された11曲目の「風」は、作詞:SPIN、作曲:多田慎也となっていますが、Rap詞は、嵐のメンバー櫻井翔君が作成しています。
嵐「風」の歌詞の意味を紐解いてみた♪
自分を映して夕陽を見てた
抱き合いながら 浜辺でねころんだ
雲ひとつ無い空が なんか寂しくて
そうきっと 短い夏を僕らは駆け抜けた
日焼けの色はいつか消えて切ないね 今を忘れそう
自分を映して夕陽をみてた ありがとうって
照れないでも 真っ直ぐ言えるように
出典: https://twitter.com/arashibiglove03/status/777093026711687168
抱き合いながら、浜辺で寝転んでいた。雲ひとつ無い空が、何だか寂しく思えて。
短い夏を、僕らはきっと駆け抜けるように過ごした。今ある日焼けの色は、いつかは消えて無くなってしまう。
今のこの気持ちを忘れてしまいそうで、何だか切ないね。自分のことを考えながら、夕陽を見ていた。
ありがとうって言葉を、照れないでも真っ直ぐ伝えられるようにいつかなれたらいいな、と思って。
この歌詞には、そんな意味が込められています。
「抱き合いながら寝転んだ」と歌詞内にあり、一見恋人同士のようにも思えますし、「短い夏を駆け抜けた」=「勢いのある夏の恋を駆け抜けた」とも捉えることができます。
また同時に「いつもの仲間たちとふざけ合ってじゃれながら寝転んでいる」や「夏の間、仲間たちと一緒に遊んで過ごした」とも、受け取れる部分です。
この場合は歌詞全体を見てみると、まず後者で間違いないでしょう。
僕が、誰かと夏の終わりに海で一緒に過ごしている風景が伝わってきますね。
ころがる叶わない夢
水平線には 夢が浮かんでいた
生きる意味ごまかして 見てるなんて切ないね 永遠に
ころがる叶わない夢が今日も 星になってく
果てない海を 優しく照らしてゆく
出典: http://www.uta-net.com/song/55444/
海の向こうの水平線には、僕らの夢が浮かんでいた。
生きる意味を誤魔化して、ただその夢を永遠に遠くに見ているだけなんて切ないね。
なかなか叶うことのない夢が転がって、今日も手の届かない(見ているだけの)星になっていく。
果てしない人生(あるいは未来)の海を、優しく照らして光っている。
ここの歌詞はそんな意味を表現しています。
夏を遊んで過ごした僕は、決して今の状況に満足しているわけではなく、夢を叶えるためにはこのままでいいのかと、どこか心の中で思っています。
今も楽しいけれど、現状に甘んじているわけではなく、この先のことを思いながらいつか自分の夢を叶えたいと秘かに思っています。
波が包んでくよ
ただ こんな気持ちのまま夏がゆく
自信ないけど 想いは空 誓いは雲
だって感じたら 飛び立てるよ
またいつか ここで集まって 話すときには
今日の風 宇宙の小さな一瞬を 波が包んでくよ
出典: http://www.uta-net.com/song/55444/
ただ、こんな気持ちのまま夏が過ぎて行く。
まだ自信はないけど、この想いは空のように広くて大きく、この誓いは雲のように無限に湧き出る。
皆と一緒に過ごした夏の空、夏の雲。
それを感じることができたなら、思い出すことができたなら、いつだって僕は夢に向かって飛び立てる(挑戦できる)
またいつか皆とこの海で集まって話す時には、今日の風のように、宇宙の小さな一瞬のような僕の悩みや焦りを、波が優しく包んでくれるよ。
歌詞にはそんな意味が表現されています。
仲間と過ごしている海での夏の時間は、僕にとってかけがえのない大切な時なのでしょう。未来への焦りや夢への悩みはあるものの、仲間と感じる海の潮風や波、広い空は、この先も僕に優しく力を与えてくれるようです。