災難 多難アンアンと泣いた 簡単じゃない寒暖な人生
氾濫 破綻 燦々な太陽 見てらんねーなバイバイバイ
出典: シンドロームラブ/作詞:かいりきベア 作曲:かいりきベア
再び歌詞は、主人公の心情に戻りました。
今の心情よりも、過去の気持ちを表した部分だと考察できます。
辛くて泣いてばかりいた主人公。
寒い冬も暑い夏も、いいことがなかったのでしょう。
しかし、救世主が登場しました。
主人公は、この生活からさよならを決意したのではないかと解釈できます。
緊張感のある人生
心が痛む思い
卒倒ホント たんたんな生涯 絡まっちゃった緊迫状態
一体全体 逃げたいLOSS TIME
心ん中まで暴飲暴食しちゃってさ…?
出典: シンドロームラブ/作詞:かいりきベア 作曲:かいりきベア
主人公は、常に緊張した人生を過ごしてきた様子です。
2行目から、人生の時間を無駄にしたと感じていたと解釈できます。
食べ過ぎや飲み過ぎは、体だけが辛いことが一般的です。
辛いことを忘れるために飲み過ぎるため、その期間はリラックスする人が多いでしょう。
しかし、主人公は心にも無理させていた様子です。
辛い人生が、主人公に影を落としていました。
愛は必ずしもポジティブではない
「愛」を食らう時代 「愛」を振るう被害 「愛」を絡む擬態
翻弄と心酔で
出典: シンドロームラブ/作詞:かいりきベア 作曲:かいりきベア
この歌詞から、主人公は愛に対してマイナスのイメージを抱いていると再認識できます。
主人公が思っている愛の空しさが感じられる部分です。
愛しているからと何をしても許されるという現代の社会を非難しているのではないでしょうか。
傷ついた主人公だからこそ、他の人とは異なる視点で愛を見られます。
時代が作り出した悪い愛
求める愛はない
「愛」に群れる時代 「愛」に暮れる事態 「愛」してるの?本来
行き先 失って
イナイナイナイナイ
出典: シンドロームラブ/作詞:かいりきベア 作曲:かいりきベア
愛に飢えている人が、多い現代。
主人公は、愛を求めている人に滑稽さすら感じている様子です。
歪んだ愛ばかり見てきたのではないでしょうか。
歌詞の主人公は、その愛は本物なのだろうかという疑念を持っているのでしょう。
本当の愛であれば、正しい場所にあるはずです。
しかし、現代の愛はふらふらと漂って間違った場所にあると感じでいると解釈できます。
行き場のない愛は、そのまま消えるしかないのでしょう。
主人公が、愛で満たされるのは難しいと感じても不思議ではありません。
導かれる主人公
未来を切り開いてキュン ルラルラ I LOVE YOU
ってもっと抱きしめて テテテ! 大丈夫さ
心配なんて無い 一緒だから I LOVE YOU
って 手を繋いで
出典: シンドロームラブ/作詞:かいりきベア 作曲:かいりきベア
再び主人公を救う人の心情が描かれています。
愛が受け入れられなくて、辛かった主人公。
そんな主人公に本当の愛を与え、不安を取り除いてくれる心温かい存在の登場です。
手を繋いで歩けば、主人公の憂いも取れていくのでしょう。
主人公も、救世主の声であれば素直に聴けるのではないでしょうか。